北極―――
誰もが世界の最果てをイメージする場所。ゆえに神話のネタになるものに事欠かない。
例えばオーロラ。かのアリストテレスが『天の割れ目』と表現した極彩色の光のカーテン。
北欧神話ではヴァルキューレたちの甲冑の輝きとされ、死後の世界ヴァルハラと生者の世界ミッドガルドを結び付ける象徴なのだ。

古代、人類が月や太陽、星座に神々や文物を模して観たように、夜天に怪しげに千変万化させるオーロラの輝きも様々な想像を掻き立てた。

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最終更新:2013年10月21日 22:44