真壁刀義 入場曲



唯「あの人、テレビで見た事あるよ!」



律「スイーツ好きな人だよな確か」



澪「あの、見た目でスイーツ…」



和「ギャップが人気の秘密ね」



紬「美味しいケーキ送りたいわ〜」



憂「でも、強そう」



純「プロレスラーらしいプロレスラーだね」



梓「雑草魂だよ」


尾崎「181cm 110kg」



尾崎「まかべーとうーぎー」



オカダ.カズチカ 入場曲



唯「背たかーい」



律「日本人で一番高いんじゃないか?」



澪「カッコイイ…」



尾崎「東京ドームメインイベント権利書保持者 G1クライマックス2014優勝者」



尾崎「191cm 107kg」



尾崎「レインメーカー」



尾崎「おかだーかずーちかー」



中邑真輔 入場曲



さわ子「クネクネしてるわ…」



純「ちょっと、気持ち悪いかな」



和「でも、何か癖になりそう」



憂「私もです…」



尾崎「第10代IWGPインターコンチネンタルチャンピオン」



尾崎「188cm 104kg」



尾崎「なかむらーしんすけー」



棚橋弘至 入場曲



梓「この人がIWGPヘビー級チャンピオンです!」



唯「頑張れタナー」



澪「優しそうだな」



梓「タナは優しいですよ」



尾崎「第61代IWGPヘビー級チャンピオン」



尾崎「181cm 103kg」



尾崎「たなはしーひろーしー」



唯「バンダナ巻いた人がマイクを握ったよ!」



澪「梓、あの人は誰なんだ?」



梓「外道選手です!」



外道「おい、内藤 真壁 」



外道「そして、棚橋」



外道「本隊のトップが揃い踏みとは豪勢だな?おい」



外道「でもな、お前らが幾ら束になってかかって来てもレインメーカーには勝てない」



外道「なーんでか分かるか?」



外道「レヴェルが違うんだよコノヤローおい、わかったか?」



律「そんな事ないぞー」



真壁「おい、お前ら俺様を忘れてないか?」



真壁「今日はよ、お前らぶちのめして可愛いお嬢ちゃん達をよ」



真壁「スッキリ!!させてやるよ」



カーン



純「本隊の3人は凄いの?」



梓「先ず、内藤選手はnever無差別級王座を奪取したり去年のG1クライマックスを制したり着実に実績を積み重ねてるよ」



憂「じゃあ、人気もあるの?」



梓「それが、中々支持を得られなくて…」



和「何で、支持されないの?」



梓「空気を読めないっていうか何と言うか…」



唯「一言多いんだね」



梓「そういう事です、個人的には好きな選手ですけど」



律「真壁選手は?」



梓「真壁選手は遅咲きの選手ですね」



澪「若い頃は?」



梓「礼儀正しくて気が利くから長州選手に気に入られてましたね」



さわ子「じゃあ、良かったわね」



梓「でも、某選手に過酷ないじめに逢い何度も殺してやろうと思ったそうです」



憂「酷いよ」



梓「でも、それを乗り越えてトップ選手になりました」



純「棚橋選手は?」



梓「タナは暗黒期の新日本プロレスを支えて来た」



梓「最初は新日本プロレスファンのブーイングは激しかったよ」



和「応援してあげれば良いのに」



梓「さっきも言いましたが、棚橋選手や中邑選手は会社のプッシュで無理矢理トップに据えたんです」



梓「だから、昔からのファンとしては何の苦労もなく段階を踏まずにトップになった棚橋選手を許せなかった」



律「そっか〜」



梓「でも、それを糧にして試合内容で黙らせたのが棚橋選手です」



さわ子「ハートが強いのね」



梓「そうです、プロレスラーにとって一番大切なのはハートの強さです」



唯「石井さんは?」



梓「石井選手は長州さんと天龍さんの弟子です」



梓「余り詳しくはないんですが、バチバチのファイトと私生活で昭和の残り香がする選手ですね」



梓「特に、田中将斗選手とのnever無差別級選手権試合は観客を熱狂の渦に巻き込みました」



紬「レインメーカーさんは?」



梓「オカダ.カズチカ選手は闘龍門の選手で新日本プロレス生え抜きではありません」



梓「15歳で闘龍門に入り二十歳で新日本プロレスに入団しました」



梓「新日本プロレスから海外遠征をして一時帰国等も行い、東京ドームで本格的な凱旋を果たします」



梓「そして、当時のIWGP王者の棚橋弘至に挑戦表明したんです」



澪「帰って来たばかりなのにか?大胆だな…」



梓「東京ドームはブーイングの嵐でしたが…」



和「そりゃそうなるわね」



純「10年早いみたいな話だよね」



梓「でも、獲っちゃったんだよベルトを…」



さわ子「は、初めて挑戦していきなり?」



梓「そうです、観客は呆気にとられてました」



憂「私もびっくりだよ」



梓「そこから、レインメーカー旋風の始まりだったんだ」



唯「タナは?」



梓「リベンジを果たしてベルトを奪い返しました」



梓「そこからは、獲ったり獲られたりして今に至ります」



紬「中邑選手はどんな選手なの?」



梓「中邑選手は当時の新日本プロレスでは格闘技色が強くてプロレスより総合格闘技に力を入れてました」



律「プロレスラーなのにか?何か適当だな」



梓「当時のファンも律先輩と同じ反応でしたよ」



和「本当の所はどうだったの?」



梓「本人はプロレスをやりたがってましたが、アントニオ猪木の命令でしたからね」



梓「でも、良い経験になったと言ってました」



唯「タナとはまた違う人生なんだね」



梓「本格的にプロレスを始めた中邑選手は初挑戦で若干23歳の若さでIWGP王者だった天山選手に挑み奪取しました」



梓「デビュー僅か1年4ヶ月での戴冠でしたが、それがファンの逆鱗に触れて棚橋選手と同じくブーイングの嵐でした」



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最終更新:2014年11月05日 22:19