予想される反論とそれに対する答え

「政治利用ビジネス利用」という観点からの反論について

泉谷しげる「短絡に選んだとは思わないけど、結局短絡に見えちゃう。利用するやつが出てくるんじゃないかなという気がする。安楽死商売じゃないけど。あるいは自殺したいやつをかき集めるとか」

「人権」という観点からの反論について

+ 「SYNODOS JOURNAL 安楽死や自殺幇助が合法化された国々で起こっていること 児玉真美」 についての反論
SYNODOS JOURNAL 安楽死や自殺幇助が合法化された国々で起こっていること 児玉真美 http://synodos.livedoor.biz/archives/1981328.html


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「安楽死や自殺幇助が合法化された国々で起こっていること 児玉真美」に対して http://ameblo.jp/ufjmemory/entry-11373529884.html
+ 全文引用

①本来ならセーフガードで食い止められるはずの終末期ではない人や精神障害者に致死薬が処方されている(オレゴン州、ワシントン州)

 ⇒終末期でないからと言って、苦痛が少ないかというと、そうではない。
 精神病も、一生うつ病で苦しみながら生きている人も大勢いる。
 もちろん、申請してから一定の冷却期間は設けるべきだが、
 なぜ、「絶対に死んではいけない」のか説明がされていない。


②限られた医師が多数の処方箋を書いている(オレゴン州、ワシントン州)

 ⇒それが問題なら、チェックする医師の数を増やせばいいのでは?


③処方すれば後は放置で患者が飲む場に医療職が立ちあっていない(オレゴン州、ワシントン州)

 ⇒立ち会ってもらえばいいのでは?


④一定年齢以上の脳損傷を治療する医療機関が存在しない(オランダ)

 ⇒予算の問題もあるだろうし、安楽死させるためという証拠もない。


⑤“宅配安楽死”制度が存在する(オランダ)

 ⇒何が問題なのかわからない。


⑥安楽死した囚人から臓器提供(ベルギー)

 ⇒何が問題なのかわからない。


⑦死刑囚が臓器提供の意思表示(オレゴン州)

 ⇒何が問題なのかわからない。


⑧不治の病または怪我を負っていることと、自己決定できるだけの知的能力があることの2点で安楽死を認めるように法律が改正されると、大変多くの人が死ぬことになる(スイス・ヴォー州)

 ⇒著者は不治の病やケガを負って死ぬほど苦しんでいても、生きろというのだろうか
 この後、著者の主張は「生きていればきっといいことがある」というものになる。
 「人は潜り抜ける力がある」、「人は潜り抜けたとき、もっと深いものに触れる」のだという。
 著者には重い障害を持った娘さんがおり、介護を続ける過程でそう感じたのだという。
 しかし、全員が同じ考えを持てるわけではない。
 例えば、我々はオリンピック選手の活躍やその努力を称賛する。
 しかし、だれもが頑張ればオリンピック選手になれるわけでもないし。またそうする素質や意欲がない人にそれを強制して言いわけは無い。
 著者には苦しい境遇に置かれた人間がそれぞれどのように感じるかという観点が無いように思える。



+ 「"尊厳死法制化"は医療格差の拡大を招きかねない 川口有美子」 についての反論
「尊厳死法制化」は医療格差の拡大を招きかねない 川口有美子 http://blogos.com/article/47441/

 本文よりも下の「意見」の方がはるかに納得できる。
 例:{また日本で消費される医療リソースを一人分削り、それを貧しい国に送れば、貧しい国で100人救えるだろう。
」}

※ちなみに、児玉氏の文にも川口氏の文にも安楽死を切望している人の心情については全く触れられていないことに注目してほしい。


宗教的観点からの反論について

  • キリスト教関係者による「あなたの命はあなたのものではなく神様のものであるから、それを人間の意思で断つという事は罪である。」に対して

募集中。

  • その他、自殺は罪であるから「地獄へ堕ちる」「幽霊としてこの世を彷徨う」「輪廻に絶大なペナルティを受ける」に対して

募集中
⇛反論ではないけれど、相手をちゃんと特定しないと、相手の教義がわからないので、ただの心霊商法やオカルト論者との水掛け論になるんじゃないですか?壷を買わないと地獄におちるなんて商売してる人に反論するだけ無駄ですよ。

上の2つに関しては、相手の教義そのものを否定してはならない(教義自体を否定すると、反対の為の反対をされる様になる)
相手の教義の前提に立ち、それでいて有効な反論を考える必要がある。


(個人的な意見として)シンプルに、「私たちの安楽死と言う考え方を尊重してください。その代わり、私たちはあなた方の『安楽死をしない』という考え方を尊重します」というのはどうでしょう?

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最終更新:2014年11月09日 21:25
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