Q&A

Qそんなものがあると生きていたいのに世間や周囲の圧力、強い風当たりで無理やり施設を利用させられる(そのような気持ちにさせられ、病んでくる)生活保護受給者や重度障害者、社会不適合者などが出てくるのではないか。

Aもう出ている。自殺者という形で。


Qそんなものがあると何か不幸があれば、それから立ち直る前に死を選ぶ人間が出てくるのではないか。

A勿論安易な利用を防ぐためのルールを設ける。例えば一定期間以上のカウンセリングや治療を義務とし、肉体的精神的苦痛の継続や利用意思の継続をきちんと確かめるなど。
おそらくそれによって却って防げる死もあるだろう。


Qなんで死にたい人間のためにわざわざ費用をかけて安楽死させてやらないとならないんだ。死ぬなら勝手に迷惑かけずに死ね。

Aまず費用をかけるというが、生きたくはないが死ねないがために頼らざるを得ない社会保障等は相当浮くのではないだろうか?
それに電車を止めたり不動産の価値を下げたり周囲を巻き添えにしたりといった自殺の弊害を防止できる。
また、自殺者が救急車で運ばれることで他の患者に迷惑がかかる恐れも減り、「苦しんでずっと生き無ければならない」というストレスが無くなることで犯罪に走る人間が減るだろう。
そして自殺者を勝手に死なせて迷惑をかけさせずにいさせることの両立は現状では不可能。


Q安楽死は生活保護者や重度障害者、社会不適合者などに対して死の決定権を行使させてしまう方向に社会的な圧力を与えてしまうのではないか?
また、死にたいからといって安易に安楽死を選ばせていいのか?

A安易な利用を防ぐためのルール(条件はいかにすべきか?どこまで自己決定権を尊重・優先するべきか?等)を考えていくことが大事。
そして、弱者に対する社会的圧力とは逆の方向、つまり自殺対策にも積極的に取り組むことによって、
少なくとも安楽死制度そのものがもたらす圧力を相殺していく努力も必要である。
例えば一定期間以上のカウンセリングや治療を義務とし、肉体的精神的苦痛の継続や利用意思の継続をきちんと確かめるなど。

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最終更新:2013年02月17日 00:45
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