太陽が真東から南に向けて入口を動かす頃、学園島に長い休息が訪れる。
あるものは恋に生き、あるものは己の任務をこなし、あるものは己に悩む。
未来の学園島から来たという謎の少女。
少女と、少女に宿る時の意志と名乗るものは未来を救うために協力を要請。
その内容とは“時田圭磁を殺す事”であった。
未来の学園等に居たという女。
彼女は未来の世界でミリーと共にいた仲間“知里”であった。
女はミリーに“運命に逆らってはならない”と告げる。
時が課した運命という名の鎖。
鎖を千切るのは今を生きる少年と少女、時田とミリー。
この小さな歴史の裏で、新たな決意を誓う者がいる事は
誰もこの時知る由もなかった…。
最終更新:2012年09月30日 18:19