Matz


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2012年10月15日 - Matz

最近Twitterで私に絡んできた人がいました。「Perlがあるのに、なんでRubyを作ったんだ」と言うんですね(笑)。PerlがあるのにRubyを作るなんて、重複だし、車輪の再発明だし、何より有限の労力の無駄遣いだというんですよ。だからRubyなんか存在しなかったほうが良かったのに、お前はなんてことをしてくれたんだ、と。多くのIT系の人たちはRubyのことをネガティブに思ってるよ、と胸を張って言われてですね……。
(中略)
でもですよ、考えてみたら、われわれにとって最も大切なリソースはマンパワーではなくて、モチベーションだと思うんですね。モチベーションは誰かに制御されるようなものじゃない。世の中に新しいプログラミング言語を作ってみたいという人がいたとして、そういう人に「お前は新しいプログラミング言語を作るより、Rubyに貢献したほうが労力の無駄にならないよ」といって、プログラミング言語を作り出す夢を諦めさせたら、どうでしょう。それでリソースの無駄遣いは防げたかもしれないけど、われわれは大切なものを失っているのではないか、と思うわけですよ。

われわれは機械ではないので、やりたいと思うときに、何かを達成できるんです。
何かを達成するには、突き動かす内なる力が必要です。それはモチベーションによって現れるんですね。

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