放送と事故


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放送と事故

 小学校で放送部をやっていたことがある。放送部は、構内に音声や映像を配信することが役割であり、どういうコンテンツを昼休みに流かは、ある程度部員が自由に決めることができた。

自分達でプログラムを決定でき、やりがいがある部署であったが、一つだけ自分達の中で、避けたい、あるいは、部員であることのストレスとなるものがあった。それは、放送事故である。

 放退部は、失敗が許されない部署だとつくづく感じた瞬間かおる。昼食中にレコードが停止してしまったのだ。いわゆる、流れるべきに音が流れない。流れていけないタイミングで音が流れる。こういった失敗は、誰の目にも明らかでまた目立つものだ。映像が乱れるあるいは、音がでないなど、結構おきそうもないことが当時は行っていたのだ。

 操作は覚えたつもりでいても、実際にやってみると、実際の機器のトラブル、日々の管理不足に起因するトラブル、操作ミスなど、機材に依存するもの、人因によるものが重なっていた。

 当日は、まだ、レコードやビデオデッキといわれたものがあり、アナログな機器が多かった。よって、事故がおこりやすい。レコードには、埃があれば、レコードの芯に埃があたると大きな音がなってしまっていた。よって、スプレーなどでよくレコードを吹いて、レコードの芯もよく埃をとることをした。音はアナログなので、CDのようなクリアな音源ではないが、ぬくもりがあった。

 また、ビデオテープも、少じしわ”があったりすると、映像が乱れてしまうものだった。
 しかし、部員は、そういった事故を繰り返しながら成長したと記憶している。大体失敗がパターン化して、流すまえに自分達が確認すべきこと、対策すべきノウハウが残っていった。但し、後輩にちやんと引き継がれたかは微妙である。失敗を経験しか人しか、なぜこういった確認が必要なのかわからないので、大丈夫だといいながらないがしろされた可能性もある。そして、かれも失敗を経験し、対策をほどこしたのではないだろうか?

 現在も放送機器を扱う仕事をしているが、これらの経験が今も役立っていることを思うと、小学校の経験が相当自分の中では、インパクトのあるやりがいのある部署だったんだと思う。