概要
ここでは区民、議員問わずこの問題についての情報等を共有したいと思います。
ルール
1.「荒らし」はご遠慮願います。(ログが残ります。)
2.実名等にての個人攻撃等もご遠慮います。
3.皆様の良識ある判断にてお願いいたします。
- よろしくお願いします。 -- (備忘録管理人) 2012-10-06 17:53:36
- 今回の問題を賛成反対なく、中立の立場で意見を述べさせていただきます。
保育料の値上げに踏み切った今議会でしたが、私が聞いたところによれば値上げの検討が最初になされたのは約10年前にさかのぼるらしいです。
何故10年前なのか、そこに値上げにいたる大元の理由があるのではないかと私は考えます。
文京区の10年前と今とで大きく違うところは、ずばり人口です。
国勢調査における人口推移を見ますと、2000年が176,017人、2010年が206,692人。
つまり、10年の間に約3万人、約18%も文京区民が増えたことになります。
よって、人口が増えると同時に社会保障費も増えることが10年前から予想されていたのです。
では、10年ものあいだ値上げに踏み切れなかった理由は何でしょう。
恐らく「きっかけ」が無かったことが原因だと私は考えます。
「きかっけ」とは、先日3党合意で可決した消費税増税が、時期的に当たりかな?と思います。
「税と社会保障の一体改革」が消費税増税ついでに色々と便乗値上げをしたように、文京区もこの流れに乗った可能性は高いです。
-- (風のシラスウオ) 2012-10-11 20:01:11
- 風のシラスウオさん
冷静なご意見、拝読しました。
私も、その「きっかけ」かと思っています。
国政的には「消費税増の税収は社会保障にあてる」と
野田さんが言ってる通りにして頂ければ止む得ない?
とも判断出来ますが、議事録も見て頂けたと思いますが
文京区は「質の向上?、拡充、歳入部署」について
明確な回答無しでした。これはやはり良く無い気もしてます。
更なるご意見を交換出来れば幸いです。 -- (備忘録管理人) 2012-10-12 10:00:20
- 丁寧なご返事ありがとうございます。
「消費税増の税収は社会保障にあてる」ということ自体がそもそも間違えていると、私個人は思います。
理由は経済的なことですが、国民一人あたりの可処分所得を減らしてしまうからです。
自由に使えるお金を減らしてしまうことは消費の減速につながり、景気の悪化を招きます。
現在、日本はデフレーション(デフレ)による不況であり、生産力に消費力が追いつかないのが原因なのです。
デフレの簡単な流れを説明しますと、
給料が上がらない→将来不安から貯金や節約→物が売れない→利益が減る→リストラorボーナスカット→給料が上がらない(以下ループ)
よってデフレ時の増税はただでさえ不況にあえぐ日本を苦しめる愚作に他ありません。
それを理解したうえで考えていただきたいのが、今回の保育料の値上げです。
というのが、先に書かせていただいたように文京区の人口は増加をしております。
しかも、その増え方は急激であり、近年は扶助費が予算の圧迫を招いている状況です。
ですので、人口の増加を抑えると同時に扶助費を抑える方法として、最も赤字を計上している保育料の値上げは妥当だとも取れます。
消費税増税のような全員が対象なのと違い、育児期の核家族のみが対象ですので、その社会的影響は少ないです。
子供を持つ区民からしますと、今回の保育料の値上げは明確な説明も無く納得いかないのは当然であります。
その一方で、子供を持たない区民からしますと全く関係ないし、他で補われない分助かるのです。
「自分のことは自分でやる」といった考え方を持てばフェアな方法とも取れます。
そこで反対する皆様に考えていただきたいのが、値上げをする理由ではなく、値上げに至る経緯なのです。
つまり、扶助費を何とかしなくてはいけない状況を作ってしまったという現実です。
10年前から現在まで人口が増加しているのを見るに、その弊害に今日まで気付けなかったことこそが問題であります。
今回の値上げに至った理由を理解するのは難しいと思いますが、統計を見ればその経緯は誰でも理解できると思います。
「イクメン区長」という肩書きで育児世代を誘致しすぎた成澤区長の政策失敗というのが最も理にかなった答えではないのでしょうか。
私個人としては、議決に賛成した議員に説明を求めても意味は無く、区の方針を決める区長にこそ責任追及は問われるべきであります。
みなさまが文京区を本当に良くしたいという思いがあるのであれば、やることはただひとつです。
文京区の方針を変える、つまり区長を変えなくては何も変わらないと思います。 -- (風のシラスウオ) 2012-10-13 13:25:43
最終更新:2012年10月06日 17:57