概要
主に異世界組織「B.W(ビューティフルワールド)」との戦いが中心となったキャンペーンシナリオです。
B.Wとの戦いの中でゾッドと奇妙な関係を持ったり、ダウンタウンのマフィア「フィル」と友好関係を築いたりしています。
B.Wの目的は、幹部である『アルベルト』が言うには「あらゆる世界の支配による、完全な世界平和」となっています。
シナリオ中の主だったボスは、七つの大罪に基づいたB.Wの幹部達です。




シナリオ1
B.W襲撃事件
カオスワールドにB.W(ビューティフルワールド)と名乗る異世界の侵略者が現れ、下水道に巨大な基地を出現させ、街への破壊行動と住民の誘拐を行う。
この襲撃を率いていたのが、真紅の色欲「ジュディー」。
アース一行は、ジュディーを追ってラクシアに現れた元BWの改造人間「黄金のスカル」の協力と、ゾッドの猫型怪人「バロン」の助けを借りこれを撃退。

主要人物
真紅の色欲「ジュディー」
熱を操る女王様タイプの敵。
その正体はスライム上の概念寄生生命体。
スカルの恋人や、ドラゴン型の神獣に寄生していた。
最後は自爆による核爆発を試みるが、バロンに抱えられたまま転送装置に飛び込まれ失敗した。
多分、カオスワールドで初めてカウンターや防御貫通攻撃をした人。

白き強欲「アルベルト」イメージキャラ 幻惑のセルバンテス
時空間操作を得意とする紳士タイプの敵。
彼の能力の応用で、B.Wは基地をラクシア地下に転送した。
戦いの中、アース社員を気に入りジュディーを見捨てる。
その後シナリオ4でパーティーを脱出させたり、シナリオ5で依頼を持ちかけたりと、単なる敵とは違うポーズを取っている。
シナリオラストで、空間消滅を起こした基地からの脱出に失敗したザビーネと、それを救出しようとして二次遭難したモンドを助けたりした。

終末の黄金悪鬼「スカル」イメージキャラ スカルマン+牙狼
七幹部の頭首とするため、改造手術を受けた青年「銀河」が変身した姿。
機械化された体は強大な戦闘力だけでなく、自己修復・機械に干渉してのハッキング・大きな負担がかかるが世界移動も行える。
イベントダメージではあるが、99ダメージを出した。
ジュディーから解放された後、神獣と一体化し竜人として復活した恋人とともにB.Wを追ってカオスワールドの世界を去った。

ゾッドの猫型怪人「バロン」バロン
ラクシア方面の責任者として活動していた怪人。
B.Wの侵略を良しとせず、アースに協力した。
スカルの片腕を回収する。
最後はジュディーの自爆を防ぐため犠牲となる。

ネタ要素
1.ラクシアの下水道
素人が入ると餓死するほどの迷路であることが判明。
2.シナリオが湧いた
シナリオ進行中、再開時に人が集まらなかったため別のシナリオ(シナリオ2)を始める珍自体が発生。
3.イベント戦
ジュディー登場シーンは、PTがフルボッコで全滅しかけるイベント戦闘でした。
4.長期戦
4ヶ月に渡る長期シナリオに。



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管理局事件
B.Wの破壊から復興中のラクシアに、B.Wの残滓を辿り、「管理局」を名乗る異世界組織の捜査員「ローズ」が現れる。
アース一行がローズと接触していると、バロンの後釜になるべくゾッドのライオン型怪人「獅子王」が現れ、PTとの戦闘になる。
しかし戦闘中の一部社員による攪乱行為を「決闘を侮辱する行為」とみなしたローズに、一行と獅子王は街ごと吹き飛ばされる。
死亡したかに思われたが、ローズの上司を名乗る人物に救われ、ローズの説得を依頼される。
その後ローズを説得。スカルの技術を応用することで復活したメカ獅子王を協力して撃破。
ローズ説得の礼として、管理局によりラクシアは一瞬で復興を果たす。

主要人物
捜査員「ローズ」
某魔砲少女のパロキャラ
異常なまでに自身の正義に執着し、昂るとすぐにぶっぱする。
その執着の原因は、見逃した小悪党により姉妹同然だった親友を殺されたため。
PTの説得により、慈悲の心を取り戻す。
根は純粋な少女。

ネタ要素
1.ラクシア完崩壊
襲撃によりボロボロな所へ、ローズの砲撃により巨大クレーターが……後にも先にも、物理的にラクシアが壊滅したのはこのシナリオだけだと思う。
2.モンド鍋
スパゲッティを茹でていた鍋で、モンドは獅子王に奇襲をかけた。しかし反撃により鍋にハマり込み、そのままローズの砲撃を受ける。鍋の中はミンチより酷い状態に……
ローズが切れた原因は、多分彼のせいだったんだろうな。
3.フィルさん存在だけ登場
後にるろいキャンペーンシリーズでほぼレギュラー化するフィルさんは、このシナリオからアイデアが生まれました。


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ラクシアのダウンタウンが舞台。
ラクシアの裏の支配者、マフィアのボスである「フィル・ティラニー」の借金取立てから、薬剤所を護る。
武人であるフィルはアースを気に入り、贔屓人に。
因みに薬剤所は『オメガミンz錠剤』を開発していた。
小ネタ
モンドリンチ
咄嗟に非戦闘員を殴ってしまったモンドは、格上の相手とタイマンする羽目に

主要人物
マフィアのボス「フィル・ティラニー」 イメージキャラ ギース
武人であり、結構な人格者。
街を愛する権力者でもある。


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狭間の洋館事件発生。
森に出現した、人を飲み込む洋館に出向き、これを解決。
館の正体は世界併合前から存在する、神クラスの妖狐が復讐のために作り出した無間地獄だった。
解決後は誰も手出しできない空間となり、そのまま放置されている。
洋館の影響はこの世界に大きな波を呼んだ。
キーワード
次元の狭間

シナリオ4.5 TOPへ
書店を手伝おう
フィルさんの紹介により、新装開店する本屋のオープニングスタッフに。
その書店は万引き憎しの心から修行により世紀末覇者となった店長率いる世紀末書店だった。
気付けば書店の手伝いでなく、万引きを防ぎ客を護るにミッションは変更。
始めてのシナリオ失敗となりました。

主要人物
「店長」 イメージキャラ ラオウ
世紀末店長。
万引きは天に滅す。
元キャラ通り恐ろしく強い。


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影の事件
洋館の影響で揺らいだ世界線を利用し、BWが再び仕掛けてきた。
黒の怠惰「ヌオーニ」の影を操る術により、人々が影と入れ替わる事件が発生。
そしてヌオーニを追い、彼の兄弟弟子である「レオニダス」が入れ替わった影を襲撃。
レオニダスを「殺人鬼」と呼ぶアルベルトの依頼によりアースはレオニダスを追うことに。
レオニダス・フィルの協力によりヌオーニの影術を破り、囚われた住人を救うことに成功する。
レオニダスはその後ヌオーニを追い、再び異世界に消えた。

主要人物
黒の怠惰「ヌオーニ」 イメージキャラ 王天君
BW韓部の一人。
影を利用する術を使う。

「レオニダス」
ヌオーニに住んでいた世界を滅ぼされた弟弟子。
ヌオーニの影を破る刀と、影を応用したマントを操る。


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工場爆破事件
影の事件の裏で起こっていた事件。
フィルの父「ガイ」にボコられた紫の憤怒「エシアン」により、爆破された工場跡地で、フィルの兄「アベィ」と出会う。
アベィに掘られたエシアンのリベンジ戦により、世界が崩壊しかけるが、幻想世界の協力により事なきを得る。
アルベルトのスカウトにより、アベィはBW幹部「青の色欲」に。

主要人物
「ガイ・フィラニー」 イメージキャラ ミスター空手
フィルの父。拳の極意を見出した男。ウルトラ強い。

「アベィ・フィラニー」 イメージキャラ 阿部さん
フィルの兄。べらぼうに強い。
概念化した腰を使う。

紫の憤怒「エシアン」 イメージキャラ バルバトス
BW幹部。
めっちゃ強いが、今回は噛ませに。
概念武装を所持している。


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ラクシアサファリパーク
ゾッドの技術を利用したVRサファリパークで遊ぶ。
バーチャル空間には、ドラゴン等の幻想生物と、対幻想生物用の武装が存在していた。
しかも理論上は再現可能なものばかりとか。

キーワード
転送装置
VR空間の開発者によるテレポート装置。
座標さえ取れればある程度世界線を超えられる。

主要人物
「女医風研究員・おっさん風研究員」
VR空間に存在する全ての基礎理論を立てた夫婦。
ゾッドの支援により研究していた。


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住人消失事件
赤い霧により、隣町の住人が一夜にして消失した。
時期を同じくして市長の娘である「カレイナ」が姿を消し、それを追っていたルロイも行方不明に。
カレイナはオカルトを追うことで、世界の秘密を解き明かそうとしていたらしく、傭兵を雇いBW襲撃事件の跡地に向かっていた。
凄腕の傭兵+ルロイの協力により、カレイナは世界の境界線に近づき、「魔法使い」となるが、そこには消失事件の犯人である、赤き暴食の「ヴァアル」が待ち構えていた。
再び現れたローズの協力のもと、アース社員はカレイナ達を救出。しかしヴァアルを前にローズは暴走してしまう。
その後傭兵はカレイナの身代わりに管理局に入局する。

キーワード
古の魔法
失われた奇跡とヴァアルが言っていた技術。

主要人物
「カレイナ」 イメージキャラ シェリル
市長の娘でアイドル。
奇跡の担い手たる、失われた秘技「魔法」の使い手。

赤き暴食「ヴァアル」 イメージキャラ アーカード
真祖である吸血鬼。
鬼強い。
ローズの同僚を襲い喰らった。
街の人々を喰らうがアースの力を認め解放した。


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狭間の図書館
図書館で人が行方不明になる。
そんな都市伝説が流れ、同時期にカレイナとそれを追ったルロイも行方不明に。
都市伝説の正体は世界と世界の狭間に位置する魔女の図書館だった。
そこでカレイナは自分の力の使い方を知る。
アース社員は魔女とのゲームに勝利し、行方不明者の捜索をするが、そこには死んだはずのジュディが居た。
嫉妬を冠する事になったジュディを追い払い、図書館の魔女とアースは友好関係を結ぶ。

キーワード
狭間の図書館
あらゆる世界の知識が流れ込み、無限に広がり続ける図書館。
主に司書が管理している。

主要人物
「ベリー 」 イメージキャラ ベアトリーチェ
図書館に住み着いている魔女。
高位の魔術師であり、単純な魔術だけでなく召喚術に優れている。
記録に残された英雄を、サーヴァントとして分霊召喚し、アース社員と戦わせた。

「司書 」 イメージキャラ パチュリー
図書館を名目上管理している。
図書館の守り手としての側面を持つ魔女。
彼女の案内が無ければ迷宮と化している図書館をうろつくのは自殺行為。
黙々と本を読むことを幸せとしている。
魔術師としての力はベリーに引けを取らない。


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失楽園
ラクシアにて魔術系の才能を持った人達が行方不明になる事件が発生。
捜査線上に上がったのはとある新興宗教だった。
捜査に踏み込むと何故か敵対するルロイ。
その真意は潜入捜査を邪魔されたくなかったためだった。
ルロイの真意に気づくはずもなく、ベリーの協力により侵入するが、待ち構えていたドゥーマに壊滅させられてしまう。
ルロイの犠牲により狭間の図書館に退避し、魔女によりドゥーマは敗走するが、アルベイトにより告げられる不吉な言葉。
「目的は達せられた」「この世界をかつてない混乱が襲う」
果たしてラクシアはどうなるのか


主要人物
橙き傲慢の「ドゥーマ」 イメージキャラ ドーマムゥ
最後の大罪。
異世界の魔王であり、図書館の魔女二人と魔法を撃ち合える。
ルロイを消し炭にしたため、魔女二人の逆鱗に触れ敗走した。



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るろいキャンペーン最終章「序」
シナリオ「失楽園」においてアルベイトが口にした「かつてない混乱」の意味が理解できぬまま時は流れた。
「平和すぎるひと時」を謳歌するラクシアの安寧は、突如『テイト』と呼ばれる都市の世界併合により破られた。
世界の新参者との調整もままならぬ時期に、腕に覚えのある住人が立て続けに生気を奪われ殺されるという通り魔事件が発生する。
その解決を買って出たアース一行の前に現れたのは、テイトに存在する終末神話に登場す騎士『ペイルライダー』だった。
これを撃破したアース一行にテイトの『悪魔召喚士・葛葉ライドウ』が接触をしてきた。
「自分の世界が転移した際、霊的な穴が空いた」
「テイトに存在する悪魔と呼ばれる神話上の怪物や神々がわんさか現れる」
そう伝え、アースとの友好を表明した。

キーワード
『テイト』
突如カオスワールドに転移併合されたとある世界の都市。
この世界は「悪魔」と呼ばれる神話、伝説に登場する存在が跋扈しており、それを使役する「召喚士」が活躍してる。
要は女神転生の世界。

主要人物
「葛葉ライドウ」 イメージキャラ 空条承太郎
テイトの敏腕召喚士。
召喚士の一族であり、テイトの霊的な守護を司る「葛葉一族」の最強の一角。
ペイルライダー関連の事件を解決している時にアースと接触した。



シナリオ13 TOPへ
るろいキャンペーン最終章「破」
ペイルライダーの事件から数週間後、ラクシアの人間による犯罪が激減していることが判明し、逆に人間では不可能な犯罪が増加していた。
この調査をアースは独自に行うことを決定。
その間テイトから流れてきた新興宗教に接触する。その教祖となる人物はテイトの神話に登場する「光神バルドル」だった。
バルドルはこの世界において理想の世界を平和的に建設しようしていることを明かし、アースに賛同を求めるが一行はこれを拒否。そのまま調査を続行する。
そしてラクシアに野良悪魔が出没し、知恵のある者がこれらを率いていることを突き止め事件の一つ「一家惨殺事件」の犯人「魔人切り裂きジャック」を援軍に現れたバルドルと共に撃破する。
直後、帰宅したバルドルはBWの襲撃を受け囚われてしまう。

主要キャラ
謎の神父 イメージキャラ 立川のロン毛
テイトの宗教であるメシア教の神父。
ラクシアに小さな教会を持ち、子どもたちや浮浪者などに好んで説教や施しをしている。
不思議な雰囲気を持ち、誰であれ敵対的な感情を持つことは難しい。

バルドル イメージキャラ カーズ
力を持った王による平和な世界を望み限界した。
しかしその夢のさなかBWに囚われてしまう。






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夢の中で
アース社員の白昼夢。
研究施設から逃げ出した女の子の話。
少女は「ナニカ」を憑依させた実験体で、世界を滅ぼしかねないらしい。


最終更新:2015年03月28日 20:47