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* 解説
稼働率の計算問題です。
稼働率の計算は、情報処理技術者試験では頻出なので覚えておきましょう。
■直列の稼働率
直列の稼働率は、稼働率同士の掛け算で求められます。
&ref(2012ATAM06_02.png)
図の大阪・名古屋・東京間の稼働率は稼働率が共に0.9なので、0.9*0.9=0.81になります。
■並列の稼働率
並列の稼働率は、まず稼働率の反対である休止率を求めます。休止率を求めるには、稼働率の反対(1引く稼働率)同士の掛け算を行います。
&ref(2012ATAM06_03.png)
図の大阪東京間の稼働率が0.9、大阪・名古屋・東京間の稼働率は0.81なので、以下の計算になりす。
>0.1*0.19=0.019
並列の稼働率は、1引く求めた休止率で求められるので、1-0.019=0.981となります。
※一般的には以下の公式で並列の稼働率を求めます。
>1 - (1 - 稼働率x) * (1 - 稼働率y) = 並列の稼働率
■最後に直列の稼働率
&ref(2012ATAM06_04.png)
最後に、大阪・名古屋・東京間の稼働率0.981と、福岡・大阪間の稼働率0.9の直列の稼働率を求めて計算終了です。
>0.9*0.981=0.8829
四捨五入しても、切り捨てしても0.88になるので正解はイになります。
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