問6 システムの信頼性向上技術に関する記述のうち、適切なものはどれか。

ア 故障が発生したときに、あらかじめ指定されている安全な状態にシステムを保つことを、フェールソフトという。
イ 故障が発生したときに、あらかじめ指定されている縮小した範囲のサービスを提供することを、フォールトマスキングという。
ウ 故障が発生したときに、その影響が誤りとなって外部に出ないように訂正することを、フェールセーフという。
エ 故障が発生したときに対処するのではなく、品質管理などを通じてシステム構成要素の信頼性を高めることを、フォールトアボイダンスという。


正解 エ


解説

ア フェールセーフの説明
イ フェールソフトの説明
ウ フォールトマスキングの説明
エ 正解。フォールトアボイダンスの説明。

フェールセーフとは、故障発生時に安全な状態にシステムを倒すこと。
(例)車が故障した時はエンジンが停止して安全な状態(静止状態)になる。

フェールソフトとは、故障発生時に停止させずに運用出来るように安全策を張り巡らせること。
(例)飛行機のエンジンが故障しても、残りのエンジンで飛行を続ける。
 ※飛行機は停止=墜落のため、自動車のエンジンのように停止させてOKとはならない。

フォールトマスキングとは、故障発生時に異常な値が外部に出力されないように訂正すること。
(例)3台のサーバで同じ計算を行い、1台が故障により異常な値を出力しても、残りの2台の値が同じであることを確認し出力とする。

フォールトアボイダンスとは、そもそも故障が発生しないように対策を行うこと。
(例)点検・整備により事故の芽を摘み取る。高い信頼性の部品を採用することで故障の確率を下げる。

どれも、フェール「ソフト(柔らか)」、フェール「セーフ(安全)」、フォールト「マスキング(隠す)」、フォールト「アボイダンス(回避)」と分かりやすい英単語が付いているので、これでどうにか覚えるといいです。