問9 音声などのアナログデータをディジタル化するために用いられるPCMで、音の信号を一定の周期でアナログ値のまま切り出す処理はどれか。
ア 逆量子化 イ 標本化 ウ 符号化 エ 量子化
正解 イ
解説
ア 逆量子化
逆量子化とは、ディジタルデータからアナログ値へと戻す処理です。
イ 正解
標本化とは、問題の通りアナログデータから一定周期で「値」を切り出す、つまり「標本」をたくさん集める処理です。
ウ 符号化
符号化とは、量子化された「値」を実際に記録可能な「符号」に変換する処理です。
エ 量子化
量子化とは、標本化で集めた「値」をディジタルで認識可能な数値に変換する処理です。
例:アナログからディジタルデータへの変換
1.標本化:センサー等を利用し、アナログの現象から「値」を切り出す。音波→0.5ボルト
2.量子化:標本化で得た「値」を「数値」に変換する。0.5ボルト→50
3.符号化:量子化で得た「数値」を記録可能なディジタルデータに変換する。50→「00110010」
CDに記録されている音楽は、1から3を一秒間に4万4千回繰り返しています。
最終更新:2013年07月09日 01:11