問25 業務要件定義において、業務フローを記述する際に、処理の分岐や並行処理、処理の同期などを表現できる図はどれか。

ア アクティビティ図
イ クラス図
ウ 状態遷移図
エ ユースケース図


正解 ア


解説

UMLの色々な図に関する問題です。

ア 正解
アクティビティ図とは、フローチャートに似たUMLの図で、並行処理、処理の同期も記述出来るのが特徴です。
業務の流れから、プログラムのフローチャートまで色々な用途に使えます。
アクティビティ(Activity)=活発という意味なので、物事の動きを表すと覚えましょう。

イ 不正解
クラス図とは、クラス、属性、クラス間の関係からシステムの構造を記述する静的な構造図です。(Wikipediaより)
プログラムを作るときのクラスの図を書くのによく使います。

ウ 不正解
状態遷移図とは、名前の通り物事の状態の移り変わりを記述する図です。
信号機の信号の移り変わりなどを描けます。

エ 不正解
ユースケース図とは、利用者がどのような操作(ユースケース)を必要としているかを表す図です。
システムの要件定義などに利用します。

最終更新:2013年07月17日 22:29