問20 電子メールが配送される途中に経由したMTAのIPアドレスや自国などの経由情報を、MTAが付加するヘッダフィールドはどれか。

ア Accept   イ Received   ウ Return-Path   エ Via


正解 イ


解説

MTA(SMTPサーバ)が付加するヘッダについての問題です。

ア 不正解
Accept(アクセプト 受け入れる)とは、HTTPリクエストヘッダのフィールドの一つで、レスポンスで受け入れ可能なメディアタイプ(image/jpeg image/pngなど)を指定するために使われます。
英語の意味でどれにするか悩ませるための選択肢と思われます。

イ 正解
Received(レシーブド 受けた)とは、メールヘッダのフィールドの一つでMTA(SMTPサーバ)が「わたしがこのメールを受け取って転送しました」と記録を残すフィールドです。
英語苦手なのですが、バレーボールのレシーブと思えばなるほどと思えます。

ウ 不正解
Return-Pathとは、メールヘッダのフィールドの一つで、メール送信、転送中に発生したエラーを通知するメールアドレスを設定します。

エ 不正解
Via ビア ~経由とは、英語の意味で悩ませるために作られた選択肢と思われます。
エアメールには「VIA AIR MAIL」空経由のメール → 空飛ぶメール(デタラメ意訳)と封筒に書き込むそうです。
Twitterでは呟きを投稿するのに使ったツールの名前が「via ○○」と表示されます。

最終更新:2013年07月27日 00:14