問１０ データウェアハウスに業務データを取り込むとき、データを抽出して加工し、データベースに書き出すツールはどれか。
ア ETLツール
イ OLAPツール
ウ データマイニングツール
エ 統計ツール
解説
午前の顔なじみデータウェアハウスの問題です。
ア 正解
ELTツールとは、データウェアハウスにおけるデータの抽出(Extract)、データの変換・加工(Transform)、データベースへのロード・書き出し(Load)の工程を一手に引き受けるツールです。
イ 不正解
OLAP(On-Line Analytical Processing)ツールとは、データウェアハウスに取り込まれたデータを素早く分析・集計して表示するすごいツールです。Analytical＝分析、Processing＝加工という単語の組み合わせで覚えるといいです。「コンピューター今月の売上を出してくれ」なんて勢いのツールでしょうか？
ウ 不正解
データマイニング(Data mining)とは、大量のデータを様々な技法で分析することで、これまで知られていなかったような法則や知識を導き出すことを指します。「mining＝採掘、採鉱、発掘」という英単語から想像できる通り、大量のデータを分析するときっと何か素晴らしいことが発見できるに違いない！という夢を含んだ言葉です。
エ 不正解
統計ツールとは、その名の通り大量のデータを分析し統計を得るツールです。Ｒ言語やエクセル統計がそれに当たるようです。OLAPと何が違うのか？OLAPはBI(Business Intelligence)に属するツールで、Ｒ言語やエクセル統計はBIにも利用可能だがBIに属するとまで言えない感じ？
最終更新：2013年09月21日 05:04
