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問5 スパムメールの対策として、宛先ポート番号25番の通信に対してISPが実施するOP25Bの説明はどれか。

ア ISP管轄外のネットワークからの通信のうち、スパムメールのシグネチャに該当するものを遮断する。

イ 動的IPアドレスを割り当てたネットワークからISP管轄外のネットワークへの直接の通信を遮断する。

ウ メール送信元のメールサーバについてDNSの逆引きができない場合、そのメールサーバからの通信を遮断する。

エ メール不正中継の脆弱性をもつメールサーバからの通信を遮断する。

解説


ア 不正解
 スパムメール対策の「シグネチャ方式」の説明に近いです。シグネチャ方式のスパムメール対策では、スパムメールの特徴(シグネチャ)をデータベースに登録し、転送・受信するメールから抽出したシグネチャと一致するものをスパムメールと判断します。

イ 不正解
 サブミッションポートの説明です。OP25BでSMTPの通信をブロックしますが、不正中継でない正常なメールを送信したい利用者のために利用されるのがサブミッションポートです。サブミッションポートでは、「SMTP AUTH」で認証された利用者のみがメールを送信することができます。また、固定IPサービスの利用者には25番ポートを開放するISPも存在します。

ウ 不正解
 DNSの逆引きチェックによるスパム対策の説明です。

エ 不正解
 OP25Bの説明です。

最終更新:2013年09月29日 04:06