設問1  [WLCとAPの検討]について、(1)、(2)に答えよ。

(1) 本文中の【 ア 】~【 オ 】に入れる適切な字句を答えよ。
【 ア 】802.3
【 イ 】PSE
【 ウ 】PoE
【 エ 】4,5,7,8
【 オ 】IEEE802.3at

解説


 PoEは、IEEE【802.3】afとして規格化されており、給電側の機器をPSE(Power Sourcing Equipment)、受電側の機器をPD(Powered Device)という。【PSE】は、機器が接続されると、【PoE】に対応している機器かどうかチェックする。したがって、同一のネットワーク内に対応機器と非対応機器の混在が可能となる。導入予定のL2SWは、各イーサネットポートに対して最大15.4W、装置全体で56Wの給電能力をもち、データ伝送において通常使用されるLANケーブルの1,2,3,6番以外の【4,5,7,8】番のピンを給電に使用するAlternative B方式なので、結線には注意が必要である。機器によっては電力が不足する場合があるので、各ポートに30Wの電力を供給できる【IEEE802.3at】という規格もあるが、導入予定のAPの最大消費電力は12Wなので、今回は採用しない。

【 ア 】IEEE【802.3】af

 PoE(Power over Ethernet)はLANケーブルを通じて電力を供給する技術で、IEEE802.3afとIEEE802.3atとして規定されています。

【 イ 】PSE

【 ウ 】PoE

 問題文に出た言葉が穴埋めに出ると思わなかった?残念!管理人もわかりませんでした!

【 エ 】4,5,7,8

 PoEでは、通信でも利用する1,2,3,6番を利用するAlternative B(Type A)方式と、4,5,7,8を利用するAlternative B(Type B)方式があります。

【 オ 】IEEE802.3at

IEEE802.3afは給電器(PSE)側の電力は4.0~15.4W、IEEE802.3atは30.0Wまで対応しています。

最終更新:2013年10月12日 15:59