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問7 記憶領域の動的な割当て及び開放を繰り返すことによって、どこからも利用できない記憶領域が発生することがある。このような記憶領域を再び利用可能にする機能はどれか。

ア ガーベジコレクション
イ スタック
ウ ヒープ
エ フラグメンテーション

解説

ア 正解
 不要になったのに利用できない記憶領域を開放(利用可能に)するのはガーベジコレクションです。

イ 不正解
 スタックとはメモリの領域の名前の一つです。
Stack(積み重ねる)という言葉の通り、積み重ねるようなイメージでメモリを使うためスタック領域と呼ばれます。

ウ 不正解
 ヒープとはメモリ領域の名前の一つです。
スタックとはやや趣の違うHeap(山積み)という言葉が元になっています。山積みのメモリをアプリケーションがどんどん使って行くようなイメージです。

エ 不正解
 フラグメンテーションとは、メモリの要求と解放の繰り返しで、利用可能なメモリが細切れになった状態を指します。
Fragmentation(分裂、破砕)という言葉が元になっています。
フラグメンテーション状態を解消してメモリを再び利用可能にするのはコンパクションです。

最終更新:2014年02月23日 19:35