戯言或いは四方山、誰かの


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たわ‐ごと〔たは‐〕【▽戯言】
《古くは「たわこと」とも》たわけた言葉。ばかばかしい話。また、ふざけた話。
ざれごと。

よもやま‐ばなし【四▽方山話】
いろいろな話題の話。世間話。






















例えばの話

もしも〝凡ゆる天の具現〟が。こちらで生まれていたら
鬱陶しい言葉はそのままながらも、あらゆる者が望む天に嬉々となっただろう。

もしも〝伝説の鉱石の如き騎士〟が。こちらに助けられていたら
騎士は感情を殺しすこともなく。本当に正しい者の騎士となっただろう。

もしも〝とある月の日に生まれた誰かの生まれなかった可能性〟がこちらと交流を重ねていれば
その関心はこちらにも向けられていただろう。

もしも〝太陽の具現〟が。青空を取り戻すための力を手にしていれば
その身を犠牲にすることもなく。思慮深さも持ったままにここへやってきていただろう。

もしも〝利己主義の銃士〟が。仲間という利を知ることができていたら
その心にわずかばかりの人間性を取り戻し。機械となることはなかっただろう。

もしも、人の心がわからぬ者に領域を荒らされていなければ
誰かは確かに終局まで仲間のままであっただろう。



いくつかの〝もしも〟があった
そう、あった

〝あった〟と言う他無い

その〝もしも〟を選ぶ機会は当に過ぎている
今はそれぞれが自分で望んだ道の結末の先にいるのだ

選択の時期は当に終わった
終ったんだよ、確かにその〝もしも〟はあった
でもそれだけの話だ、だからこの〝もしも〟は終わった話なんだ。


結末の良し悪しはあれど
彼、彼女らは他でもない自分の意思でその結末を迎えた先を生きている

その彼、彼女達に

いまさら〝もしも〟を与えようなどというのは。〝エゴイズム〟だ
傲慢だとは思わないのだろうか







 ――――