【戦略考察】


はじめに


個々の戦略を考える前に この大戦略ゲームがある意味特殊なゲームであると認識しておく必要があると思います。

 それはすべて大戦略のルールに起因しています。例えばゲームではありませんが同じ団体競技であるサッカーと比較してイメージするとわかり易いと思います。サッカーでは1チーム11名、時間制限あり、勝ち負けはゴール数で決定と明白ですが大戦略では人数制限なし(厳密にいえば有りですが 各連合人数は差があります)時間制限なしのエンドレス 一ヶ月でも一年でも続けられます。そして これが一番の特異な部分ですが勝ち負けを決めるルールがないということです。サッカーの試合でグラウンドに一方が100人、一方が10人で勝敗がつかない試合を永遠に行っている、これが大戦略です。まず ここをしっかり押さえておく必要があります。

それでは この人数が少ないチームは絶対に不利なのか、点差が開いていくだけなのかというと実はそうでもありません。この一見無慈悲なルールだからこそ それを活かす戦略が重要な鍵となってくるのです。


次に これも大切なことなのが<勝てない言い訳をするな>ということです。

掲示板やブログなどでときどき書かれてますが 負けるとすぐにいい訳をしてしまう人がいます。それも<相手が廃課金者だから、複アカだから、ニートだから、相手が多い> こんないい訳がほとんどです。それでは そのときその人はどういう戦いをしたのでしょう、きっと戦略もなにも考えなかったのではないでしょうか。自分のほうが弱いというのを認めたくなくて単に相手を罵っているただの卑怯者に思えてしまいます。 敗因はすべて相手側にあると結論づけてしまっては 永久に勝者にはなれないでしょう。

 たとえ その時その戦争に敗れたとしても<そのときは相手がこちらより強かった>そう考えるべきです。そして<次回は必ず勝つ>そのためは何が必要かを考えればいいだけです。

相手を認めたほうがその戦争が楽しくなりますし、相手をじっくり観察すれば必ずいい方策が浮かんでくると思います。つまらない言い訳などはしないことです。


五行に常勝なく、四時に常位なく、日に短長あり、月に死生あり


(絶対の勝者はいないし、四季は常に変化し、日は長短を繰り返し、月も満ちたり欠けたりするなど、この世に絶対不変なものは無い)

孫子の兵法からの引用ですが 強者も弱者も常に変化していきます。絶対的な連合であったとしても必ずその形は変わっていきます。けっして諦めたり油断したりすることのないように心がけたいものです。

戦略はとても大切ですが、それ以前に強い気持ち、負けない気持ちを持つことが重要です。たとえ苦しい戦いであってもその状況を楽しめる冷静さと強靭な精神力を培っていきましょう。





最終更新:2012年10月26日 13:58