小ネタ(神喰、ハッカー)

711. ◆1L03mUOnkY 2013/06/11(火) 21:27:51.02 ID:+jQrxHEzo
―――神喰 Ather stroy

シオン「ハァ…」

居候中の遠坂邸にて、ため息をつく一人の少女

凛「なによ、シオン。大きなため息を吐いて」

向いに座るのは、遠坂邸の主

美沙夜「凛の言う通りよシオン」

美沙夜「見ているこっちまで、気が滅入ってしまうわ」

凛の隣に座るのは、鋭い眼差しの少女

シオン「…申し訳ありませんでした」

シオン「私のことは、お気になさらず」

そうして、ため息を吐いた張本人

シオンは、カップに注がれた紅茶を一口含む

シオン「…ハァ」

一口飲んだ後、気が緩みまたため息を漏らしてしまった

凛「何よ、どうしたのよ?何かあった?」

さすがに心配したのか、凛が質問する

シオン「いえ、問題ありません」

凛「問題あるから、聞いてるんじゃない」

凛の鋭い一言に、及び腰になるシオン

美沙夜「…なるほどね、フフッ」

シオン「ム…なにが可笑しいのですか、美沙夜」

美沙夜の思わせぶりな含み笑いにシオンは詰問する

美沙夜「予定なら、そろそろ彼が帰って来る頃よね」

美沙夜「帰りが遅いから大方、心配しているんでしょう」

美沙夜が核心をついて来る

凛「あぁ…そういうこと、へーシオンってば、意外に可愛いとこ…」

凛「って言うほど意外でもないか」

凛も、納得したのか、口元を手で隠して笑っている

シオン「べ…別に心配などしていません!」

シオン「ただ、彼が無事に任務から帰ってくるかを…!」

二人の態度が余程、心外だったのか。

必死に否定するシオン

だが、エジプト生まれとは思えない、
白い彼女の頬に赤みが入れば、その心はすぐわかる

美沙夜「シオンは、彼のこと心配し過ぎよ」

美沙夜「それとも、彼が浮気でもしてるんじゃないか、心配してる?」

シオン「な…何を言っているんですか美沙夜!」

美沙夜の一言に、慌てるシオン

立ち上がったと同時に、テーブルが揺れてカップに入った紅茶も揺れる

712. ◆1L03mUOnkY 2013/06/11(火) 21:28:24.88 ID:+jQrxHEzo
凛「ちょ…!シオン落ち着いて!カップが落ちるから!」

凛の制止によって、何とかカップはまだテーブルの上にある

美沙夜「彼ったら、無防備なところがあるから」

美沙夜「優しくされたら、直ぐに後ろに付いてっちゃいそうね」

凛「あ、それ解るわ」

美沙夜の感想に凛は同意する

凛「見た目はともかく、何か妙に心を擽るって言うか…」

凛は、顔の近くで人差し指を廻しながら思案する

凛「あれよ!道端で捨てられた大型犬みたいな!」

凛「人懐っこくて、寂しがり屋みたいな」

凛の評価に美沙夜は笑う

美沙夜「アッハッハ…凛、それ正解だわ」

美沙夜「狼と言うより、あれは、レトリバーね」

美沙夜の例えに凛も笑う

シオン「二人して、彼の事を小馬鹿にしすぎです」

二人の笑い声が勘に障ったのか、シオンの頬が膨れている

美沙夜「冗談よ、シオン。そう怒る事でもないでしょ?」

美沙夜「ただ…、あまり油断すると誰かに取られるわよ?」

美沙夜はシオンに忠告する

美沙夜「彼の無自覚はある意味凶器よ」

美沙夜「こっちが奪うつもりが、いつのまにか奪われているのだもの」

意味ありげに唇を触れる美沙夜

シオン「美沙夜、それはどういう―――」

その時、遠坂邸の玄関からベルの音が聞こえる

これは、彼の帰りを知らせる音だ

ちょうどいい、とシオンは思った

先ほどの美沙夜のことは、しっかりと言及しよう

玄関のドアが開く

そこには、いつもと変わらない

変わることの出来ない彼の姿が見える

声を聞くことは出来ないが、きっと彼は『ただいま』と言っている

ならば、返す言葉は一つだけ

トン…と軽い衝撃が貴方の胸に当たる


―――おかえりなさい


その響きだけが、貴方を幸せにする魔法であった


『貴方は狼?それとも犬?』

713. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/11(火) 21:29:46.19 ID:zri45lgDo
がおー!捕食しちゃうぞー!
犬で
714. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/11(火) 21:30:01.38 ID:iZeuq+pV0
神喰…、とりあえずもげろ(乙)
717. ◆1L03mUOnkY 2013/06/11(火) 21:42:27.97 ID:+jQrxHEzo
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              , -=ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ=- .、
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ニニニニニニニニニニニ=- ´   l .{赱)ヾxヽ    /  / .|  }  Ⅶ//////,|
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ニニニニニ/ニ_    .小    /                  }   /イ     ,///////,'}
ニニニニニ{ニニ=          /       __     ´   .八    ./////////
ニニニニニ.Ⅵニ=_      ./                 ヽ   イ      ./////////
ニニニニニニⅥニ=_    /  ≧s。_           / .}     ./////////
込___ \ニ}  ./           ≧  _,/}   ∧   /////////
≧ニニニニニ≧}:ノ/=┓------- 、     }_:/}    //////彡'
=\ニニニニニニニ}     | |    _  {_  }}     ハ{}  ./=-    ´
ニニ Ⅶニニニニニ.|     レ≦  }  ノ 人  〃  \=≦{
ニニニ}ニニニニニニ|         彡' /  \_ >  ┐  }    |\
ニニニ|ニニニニニニ|     f´ヽ彡'       込(.八  \ 人  \
ニニニ|ニニニニニニl    . |                 ̄\\  \ \  {
二十一代目貴方:イメージAA  ソーマ・シックザール


滅べよリア充その2

忘れ去られる前に、補完しておきましょう


熱砂が支配する大陸でヒトノカタチをした貴方

右手に付けられたのは、愛する者から貰った呪いの腕輪

全身を戒める火傷の痕は、苦楽を共にした騎士達との誓い

愛した女を守れなかった

『自分』をくれた騎士団は守れなかった

それでも、彼は生き続ける

愛する女性を幸せにするために


忙しくて更新が出来ない代わりと言ってはなんだけど

こんなの投下します

誰得とか言わないで!

719. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/11(火) 21:44:44.36 ID:alDxccWN0
俺得!俺得!
722. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/06/11(火) 21:47:18.09 ID:5aTr4sKAO
俺得の極み
729. ◆1L03mUOnkY 2013/06/11(火) 22:13:45.40 ID:+jQrxHEzo
ハッカー貴方  Another  Story


目覚めはいつも、鶏の鳴き声だ

大きく伸びをして、欠伸と共に起き上がる

今日も家畜の世話が始まりだ

6人家族の長男というのは、思いの外大変だ

テレビの特集なんかで出ても良いくらいだと思う

そんな冗談を考えながら、下の弟妹を起こしていく

次男坊と三男坊は鶏舎の掃除

父と自分は、犬を連れて、馬を操り家畜を運動させる

母と長女と次女は、牛舎で乳搾り

四男坊はまだ、生まれたばかりでぐっすりだ

そうして、慌ただしい朝は過ぎていく

朝食はいつも戦場だ

貴方は、自家製のパンと牛乳を口に詰め込んで流す

弟たちが自分の真似をして、『行儀が悪い』と妹達に攻められる

仕方ない、学校へのバスを逃したら走って20キロだ

それに、『彼女』を待たせてしまっては男が廃る

そうして、駆けだしてバスへと向かっていく

バス停まで1キロ走れば、見えてきたのは、素朴で地味な女の子

貴方は、手を上げて声を上げる

それに気づいた女の子は貴方に『おはよう』と挨拶する

いつもの挨拶、いつもの笑顔

バスに乗って、二人で話し合う

この国は、第一産業がほとん故に、何にもない

だから、話なんて家畜や野菜の出来なんかだ

学校についても話題は変わらない

楽しみなのは体育の時間、唯一つ

そして、放課後のチャイムが鳴れば『彼女』を一緒に帰宅する

部活に入る暇はないのは全校生徒、皆同じだ

そうして、二人でバスに乗って話し合う

いつもと、変わらない話

だが、今日は…違った

『あのね…今度、お休みの日に―――』

自分は、頷いた

その日がとても、とても楽しみだ

その日の休日は、家族には悪いが楽しもう

そうして、顔をにやけさせながらその日を待っていた


―――永遠に来ない休日を


730. ◆1L03mUOnkY 2013/06/11(火) 22:16:25.81 ID:+jQrxHEzo


―――旧い夢を見ていたようだ


貴方は、不機嫌な顔をして目を覚ます

相も変わらず死にそうな顔だ

『あ…おはようございます、マスター』

うるさいこのノロマ、と貴方はAIに声を掛ける

今日の依頼は、ハーウェイ財閥の要人暗殺

貴方はコートを羽織って準備をする

もう何人殺したかは、わからない

それでも、まだまだ殺したりない

あの国を…あの何もない国を元通りにするまでは…

ふと、貴方の中に何かが過る


それは、夢で交わした最期の約束


そういえば、自分は、一体誰と何を約束したんだろうか―――


もう、貴方は、それを思い出せなかった


『彼』が『貴方』に至る物語

732. ◆1L03mUOnkY 2013/06/11(火) 22:28:00.61 ID:+jQrxHEzo

ノ : : :__ ノ : : /: : : : : : : : : : ,′: : : : : : | : : : :|: : :|/イ:/⌒ヾ.: :ヽ : : ヽ : : ヽヽ::',
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r''¨ ̄`¨ヽV´{:::|::::|::|::::::: ::: :::: ヽ.`二ノ ィ' ,、___,.- '  /,'  | : : :ヽ ヽ{_, イ:::::::::::::::
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二十九代目貴方イメージAA:アリー・アル・サーシェス


アースセルの報われない人シリーズノミネート

彼も結構影薄いので補完なう

ガトーによって、救われるエンドは確かにあったんですけどね

まぁ、個人的にあのエンドは気に入っています



王冠を喰らう黒い鵄は空を飛び続ける

寄はもうどこにもない

もう寄は必要ない

誰も彼もを貴方は殺していく

理解者はどこにもいない

理解者は必要ない

もう空を飛ぶのは疲れた

どこかで羽を休めたい

でも、それは許さない

でも、それは許されない

だって、

まだ、

空の果てへと辿り着いていないのだから


お粗末様でした
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