雑談スレ5の小ネタ

817. ◆7fKt1DUeBCMj 2014/02/15(土) 00:53:30.74 ID:x06fubCTo

西欧財閥邸宅


貴女は、朝早くに目を覚まして、厨房へと入る

空いた時間を利用して、少しずつ準備していたものだ

今日は、バレンタインデー

日本の冬木に居た頃、向こうでは女性が
恋人や親しい男性ににチョコレートを贈るらしい

西欧の文化とは違うが、自分としてはそちらの方が性に合っている

そうして、貴女はデコレーションを施し、チョコレートケーキを完成させる

丁寧に、箱に入れ、ラッピングを施すと、
専門店のものとまるで変わらない出来前だ

貴女は、鼻歌交じりで二人のいる元へと向かう

そうして、愛する人の部屋の扉を開けると
丁度、目的の二人が其処にいた

貴女「お二人とも、バレンタインデーです!」

そうして、二人の元に渡されるチョコレートケーキ

レオ「ありがとうございます、ミナ」

貴女の名前を呼んで、感謝を告げるレオ

ユリウス「………すまんな」

貴女の顔を見ないように顔を背けながら、感謝を告げるユリウス

貴女は、二人に感謝を告げられて満足する

そして、部屋を出る時だった

レオ「少し待ってください」

愛する主からの制止の言葉に、止まる貴女

レオ「これは、僕からです」

丁寧な動作でレオの右手から貴女の右手へ渡されるのはオレンジのカード

ユリウス「…良ければ、受け取ってくれ」

たどたどしい動作でユリウスの右手から貴女の右手へ渡されるのは紫のカード

ひっくり返すと、其処には2人からの特別なメッセージが込められる

それを見た貴女のとびっきりの笑顔が、レオとユリウスの宝物であった


最高のバレンタインデーの絵を描いてくださってありがとうございます!

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最終更新:2014年05月15日 04:21
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