アースセルマスターガチンコトーク~嘘吐き貴女の愉悦なハイライト鑑賞会~

554. ◆1L03mUOnkY 2013/11/15(金) 01:44:54.50 ID:dGW4LTrno
対談するとしたら
誰を参加させたい?

↓3から↓9まで
557. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/15(金) 01:47:15.26 ID:v34tCQmto
巫女メイド
558. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/15(金) 01:47:23.03 ID:ML/8EwXN0
変態
559. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/15(金) 01:47:29.99 ID:1lTgIzJV0
騎士貴女
560. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/15(金) 01:47:36.73 ID:vV4SiJjt0
カルナ貴方
561. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/15(金) 01:47:51.69 ID:XxiYjvCAO
遠坂帝
562. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/15(金) 01:49:42.14 ID:G9AZE6vr0
愉悦貴女
563. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/15(金) 01:50:44.02 ID:jivwjewEo
マッド
570. ◆1L03mUOnkY 2013/11/15(金) 02:01:44.56 ID:dGW4LTrno
>>557-563

メイド
変態
騎士
カルナ
遠坂帝
愉悦
マッド

メイドと騎士貴女のストレスがマッハ
573. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/15(金) 02:10:30.71 ID:vV4SiJjt0
上から順に

・巫女メイドの伝道師(正統派変態)
・咲き誇る百合変態(真性の変態)
・決める時は決める、一途な良い娘
・カルナ(Lv低め、人助け癖あり)
・優雅皇帝(超音波破壊装置付き、話を聞かない)
・可憐な愉悦部主任教諭(綺礼なのは見てくれだけ)
・究極無敵銀河最強マッドサイエンティスト(説明不要)  ってとこか

うん、騎士貴女に胃薬をおごろう
575. ◆1L03mUOnkY 2013/11/15(金) 02:22:20.59 ID:dGW4LTrno
失礼  己上さんでしたか


女騎士以外、自分の趣味しか話さないし対談にならない気がしてきたー…(一人言葉喋れないし)
623. ◆1L03mUOnkY 2013/11/15(金) 21:31:40.96 ID:dGW4LTrno
【談話室】

女騎士「………」

カルナ「………」

帝「それでだな!俺の娘の可愛さと言ったら、な!」

変態「うへへへ…すけべしようや・・!」

愉悦「私、もっとムードのあるところでしたいなぁ」

巫女メイド「高レベルの候補だ…服の予備まだあっただろうか」


女騎士です。正直、どうすればいいかわかりません

多分…カルナさんが一番まともなはずです…


女騎士「あの…カルナさ…」

カルナ「少々、喧しい気もするが、皆一様に楽しそうだな」

カルナ「それもまた良し」


ダメ…話しかけられません

こんなに悟りきってたら会話が続きません


マッド「いつのまにやら、高度な知性を持つ使い魔に、『殺人』を起源に持つ者」

マッド「皇帝の血を受け継ぐ者に、『太極』を具現する者まで現れるとは!」

マッド「ハッハッハ!!!ナイスではないかあ!!!」


もうやだこの対談


アースセル『ガチンコマスタートーク』はじまるの?
641. ◆1L03mUOnkY 2013/11/15(金) 22:05:10.29 ID:dGW4LTrno
女騎士「と、とりあえず皆さん!自己紹介しませんか!」

女騎士「ま、まずは私から!」

女騎士「三十代目貴女をしました、女騎士と呼んでください」

マッド「うむ!君の福音礼装『ヨハネ』は是非私も解析したかった!」

マッド「ただの鎧ではない!それ1つが信仰の中心であるとするなら!」

マッド「それは、どれだけの奇跡を呼び出すのだろうか!想像に難くない!」

マッド「うむ、ついでに私も自己紹介といこう」

マッド「私は、三代目貴方を努めた、マッドと呼んでくれたまえ」

マッド「好きな物は神秘、趣味も神秘、三度の飯より神秘である」

巫女メイド「次は俺か、Fateスレ合同企画『田舎で聖杯戦争』の貴方をした、巫女メイドって呼んでくれ」

巫女メイド「妻も子供いるが、巫女メイドは良いものだ、人生のバイブルだ」

変態「はいはーい!」

変態「私、十五代目で主人公してました!へんたーい!って呼んでっ!」

変態「っというわけで嘘つきちゃん!私とベッドインダイブ!!」

修道服を脱ぎ捨てた変態は愉悦へと襲い掛かる、涎が床を垂らしている

愉悦「お姉様、まだ日付が変わっていませんわ」

変態が伸ばした手を掴み、空いた腹を押しだして愉悦は変態を背負い投げ飛ばす

愉悦は何も無かったようにスカートの裾を摘まんで、一礼する

愉悦「皆さま、まだ記憶には新しいかと存じますが」

愉悦「四十一代目で貴女をさせて頂きました、『愉悦』と申します」

愉悦「名前負けしてるくらい軟弱で心苦しいですが、皆さまどうぞよろしくお願いします」

カルナ「俺など、知る由も必要も無いだろうから、手短に済まそう」

カルナ「三十九代目『カルナ』だ、まさに名前負けしているが気にしないでくれ」

カルナ「名前を決める自由は俺にはない」

カルナが自己紹介を終えた時、突如会場が暗転する

スポットライトが一か所に集まる

皇帝「トリはやはり俺であるな!」

一人だけ、煌びやかな椅子にふんぞり返る三十代

皇帝「俺は、四十代目で主人公をした遠坂帝である!」

皇帝「なに、俺の威光の前に言葉が無いのは仕方あるまい、存分に称えることを許すぞ!!」


女騎士は、無視して次に進む


女騎士「はい、時間が推してますので」  <<ええい!何故だ!何故無視をする!

女騎士「えぇっと…まずは…何のコーナーからいきましょうか」<<泣くぞ!俺、泣くぞ!


お題選択
1.フリートーク
2.お便りコーナー
3.聖杯戦争ハイライト
4.自由安価
↓3
642. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/15(金) 22:05:44.13 ID:1xdUvYuQo

643. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/15(金) 22:06:09.84 ID:UDEQtzPM0
ルドガー以外に質問
自分たちの世界観の士郎、桜、言峰に関して、どう思ってる?
644. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/15(金) 22:06:14.24 ID:HnRG2K6N0

650. ◆1L03mUOnkY 2013/11/15(金) 22:09:50.10 ID:dGW4LTrno
>>644  選択:3  結果:聖杯戦争ハイライト


お題:聖杯戦争ハイライト

女騎士「えっと…このコーナーは、皆さんの聖杯戦争をハイライトして感想を聞く企画です」

女騎士「さすがに全員は、>>1がダルイとのことなので、」

女騎士「誰かにスポットを当てましょう」


誰の聖杯戦争をハイライトする?
↓3
651. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/15(金) 22:10:17.56 ID:an1A+rVM0
カルナ
652. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/15(金) 22:10:18.65 ID:YwUnYe8d0

653. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/15(金) 22:10:20.12 ID:BrkLrS9Yo
ゆえつ
664. ◆1L03mUOnkY 2013/11/15(金) 22:16:46.20 ID:dGW4LTrno
>>653  選択:愉悦


女騎士「では、愉悦さんの聖杯戦争をハイライトします」

愉悦「やだ…恥ずかしいです」

変態「あ〜ん!愉悦ちゃんの可愛いとこいっぱいみたーい!!」

愉悦「ありがとうございます、変態のお姉さん」

巫女メイド「やはりレベルが高いな、巫女メイドにしたい」

遠坂帝「確かに、可愛げはある、うむ、美少女は良い、華がある」

マッド「太極の欠片という稀有な神秘!そして、魔力を持っていないながら」

マッド「固有結界を持つ少女だ!どれほどの神秘がまだ隠されているのだろうか!」

カルナ「これほど、華奢な少女が過酷な聖杯戦争を生き抜いたのは、確かに凄いことだな」

女騎士「愉悦さんは、どんな聖杯戦争だったんですか?」

愉悦「そうですね、なんの変哲もない、”普通”の聖杯戦争でしたよ」

愉悦「”偶々”、”運よく”、勝ち残る事が出来たんです」


Now Loading………
668. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/15(金) 22:18:36.37 ID:BrkLrS9Yo
普通・・・偶々・・・運よく・・・?
670. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/15(金) 22:19:31.02 ID:vV4SiJjt0
>>666
そう言われるとそれしか考えられないな
まぁ、見てみたくはあるけど
687. ◆1L03mUOnkY 2013/11/15(金) 22:35:00.50 ID:dGW4LTrno
大型モニタにて―――

※基本的に、全員相手の聖杯戦争を知らないものとします

キャスター「チッ…なんでこの俺がこんな汚物も甚だしい物語の語り部を…」

スタッフ「金が無いんだ、仕方ない」


大型モニタに映像ON


―――深い森が巡る山の中、誰も知らない里で一人の少女が生まれた

巫女メイド「山育ちなのか?」

愉悦「はい、私、巫女メイドさんと同じで田舎出身なんです」

―――この里に生まれた者は、皆、”人を殺す”それだけを生業とする一族であった

女騎士「え…?」

愉悦「しくしく…私達の村は、皆、悪い人たちに小飼いにされてたんです」

愉悦「だから、私達…どうしようもなくて…」

―――少女が、四歳を迎えた時、彼女は屋敷の奥で幽閉されることになった

カルナ「閉じ込められたのか?」

愉悦「はい、私…その悪い人に言ってしまったんです」

愉悦「こんなのおかしいよ…って、」

愉悦「そしたら、閉じ込められちゃいました」

―――そして、五年が過ぎ去った

屋敷の外に出られない少女は慎ましく、華奢な身体でその時を待っていた

―――貴様か!我が妻よ!この私を呼び出したマスターは!!

マッド「ほう!まだ聖杯戦争が始まってもいない五年前に呼び出したのか!」

愉悦「はい、”とある方”が私に自由のカギを渡してくれたんです…それがランサー…ヴラド伯爵でした」

―――そして、幽閉されて十年…女は屋敷を出た

―――大勢の串刺しされた里の者に見送られて

女騎士「な…なんて…ことを」

変態「可愛いからセーフ!」

愉悦「うぇ…しく…しく…ごめんなさい。でも伯爵を責めないでください!」

愉悦「私が、村人の儀式の生贄になる前に…助けてくれたんです」


―――そして、彼女の聖杯戦争が始まった


舞台裏

キャスター「ええい!もう限界だ!なんだこのシナリオは!」

スタッフ「我慢しろ!我慢!今月の家賃がやばいんだ!」
690. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/15(金) 22:36:52.19 ID:UDEQtzPM0
いけしゃあしゃあと嘘を吐くなwwwwww
さすが俺達の救ったゲスイン(ゲス顔)
705. ◆1L03mUOnkY 2013/11/15(金) 22:46:26.31 ID:dGW4LTrno

―――少女は、教会へと向かう

―――十年ぶりか、よく来たな、玲羅

変態「え!パパと知り合いだったの!?」

愉悦「はい、先ほど、伯爵を呼ぶための触媒をくださったのが綺礼さんなんです」

愉悦「だから、綺礼さんの娘さん…変態お姉さんに会えて、私嬉しいです」

変態「はぁああああん!!お持ち帰りぃいいい!!!!」

遠坂帝「ほう、あの綺礼が打算なく付きあう者だ」

遠坂帝「小娘、何か隠してないだろうな?」

愉悦「?隠すですか?」

遠坂帝「…まぁよい」

―――伯爵の魔力ってどうにかならない?

―――ならば、地下室を使えばいい、丁度空がある

変態「あるぇ?確か地下室って?」

愉悦「そういえば、私も不思議に思っていました」

愉悦「地下室があるとどうして、魔力が大丈夫なんでしょうか?」

―――衛宮…士郎

―――「あれは、必ず私やお前を打倒する存在になるだろう

女騎士「士郎さんもマスターだったんですね」

愉悦「はい、後々、見て貰えれば解るんですけど」

愉悦「士郎さん…私にとっても”良く”してくれたんです」

女騎士「むぅ…士郎さん…こんな小さい子まで手を出すなんて…」

愉悦「あはは」
722. ◆1L03mUOnkY 2013/11/15(金) 22:58:48.55 ID:dGW4LTrno


―――少女は、ライダーが潜伏する宿泊先へと向かう

―――さぁ!謝肉祭だ!!!

―――ロビーから全階に生える白木の杭は、罪無き者を串座していく

―――ライダーもろとも…

女騎士「な…!貴女!どうして!!」

貴女「これ…変装したキャスターとそのマスターの指示だったんです…」

貴女「私、どこかで付けられていたみたいで…」

貴女「伯爵の宝具は、”ビーム”みたいなものだから…これとは違くて…」

貴女「私も…此処に泊まってて…伯爵に守ってもらって…必死で逃げて…」

カルナ「変装したのは、キャスターなのか?」

貴女「多分…キャスターのステータスに変化Aがありましたから」

カルナ「…そうか、変化が出来る…キャスターか」

―――そして、女は走る

―――当てもなく、奔る

貴女「私…一日中、誰かに追い回されたみたいで…」

―――そして、少女はある家に飛び込んだ

―――おい!どうした!!大丈夫か!!

―――彼女の視界に入るのは、赤毛の少年

マッド「おお、シロ君ではないか」

愉悦「はい、”偶々”士郎さんのお家に逃げ込んだみたいで」

女騎士「あ、イリヤさんもいるんですね」

愉悦「はい、イリヤは私の妹みたいな子なんです」

女騎士「私と同じですね」

愉悦「はい!おんなじです!」

―――私、確か突然目の前が真っ赤になって……

―――気が付いたら…人が、人がいっぱい死んでて

変態「あぁん!愉悦ちゃんの怖がった顔prprしたい!!」

―――そんな身体で外に出るなんて無理だ!

―――身体が、休まるまでは此処にいるんだ

愉悦「私にとって、士郎さんは”命の恩人”で」

愉悦「私の…とっても大切な人で…」

女騎士「あ…あれ?もしかして…愉悦…さんも?」

愉悦「えっと………えへへ」

女騎士(あわわ…士郎さんって小っちゃい子好きだから…え、もしかして…)
741. ◆1L03mUOnkY 2013/11/15(金) 23:17:56.07 ID:dGW4LTrno
―――エレガントなセイバーとマスターの出会い

―――そして

―――私のセイバーに名前も言っちゃった。どうしよう。士郎君

―――俺が守る、イリヤも貴女も俺が守る

女騎士「私…士郎さんにそんなこと言ってもらった覚えない」

愉悦「あの時は…少し、照れました」

―――イリヤはさ、今、幸せ?学校とかさ、楽しい?

マッド「ふむ…私の知っているイリヤスフィールとは多少違うな」

マッド「デザインミスか、それとも同一個体でありながら、何かが違うのか…興味がある」

―――例え、嘘塗れの世界でも、信じられる人がいるなら、私は生きていられると思う

―――銀の少女と黒の少女は互いに笑い合う

―――じゃあ、今日のお礼に約束する

―――いつか、二人に会わせて上げるからね

女騎士「切嗣さんとアイリさんは生きてるんですか?」

愉悦「はい、大変お世話になりました」

―――セイバーとアサシンの戦い

―――アサシンの勝利は彼女に更なる力を呼び覚ます

マッド「ほう、”偽りの黒羊”それが君の太極の欠片なのかね」

愉悦「はい…でも、私はこの力が嫌いなので…扱うのが怖くて…」

巫女メイド「あぁ…知らない力に潰されていくのは怖いからな」

愉悦「だから、私は…戦うことから逃げた臆病者なんです…だから、生き残ってしまいました」

カルナ「逃げることは臆病ではない、逃げることは勇気がいることだ」

マッド「偽りの黒羊…『嘘』の行使と『変装』か…私であれば直ぐに使うのだがな!」

―――岸波白野を殺してなりすますか

―――扉の後ろで盗み聞きしている子リスを駆除しちゃいましょう

女騎士「ゆ…愉悦さん!いきなりどうして!!」

愉悦「これもキャスターの仕業なんです」

カルナ「………」

遠坂帝「フン…」

―――さて、まずは、この場を去る事が先決だな

マッド「うむ、さすがは錬鉄の英霊といったところか、弟子の未来の神秘はいつみても素晴らしい」

―――そして、意気消沈して帰った彼女

―――彼女の知らぬ間に、起きるのは意図せぬ敵同士のぶつかりあい
756. ◆1L03mUOnkY 2013/11/15(金) 23:34:13.87 ID:dGW4LTrno
―――血迷ったか!衛宮士郎!!

―――俺は信じない!アイツはそんなことするもんか!

―――おねえさんは、悪いひとじゃないよ

―――イリヤ…お願い!話を聞いて!

―――酷いよ美遊…!お姉ちゃんを悪者にするなんて!

―――わわ!イリヤさーん!落ち着いてくださいー!

―――イリヤさん、信じてください。マスターは嘘などいっておりません

―――それでも…お姉ちゃんを…私は信じる!!

―――チッ…!ここまで愚か者だとは思っていなかったぞ、衛宮士郎


愉悦「私…とっても嬉しかったんです」

愉悦「士郎君とイリヤが私のこと信じてくれて…とっても…!」

カルナ「俺はキャスターの主だった、キャスターがそんな事をするとは思えない」

カルナ「だが、俺にはお前の嘘は見破れない。だから、俺はお前の事を信じる」

遠坂帝「…お前、この状況がいつかは起るとは思っていなかったのか?」

遠坂帝「…まるで、計画が早く回った故に、驚いている…と見えたんだがな」

愉悦「計画ですか?」

変態「ちょっとー!愉悦ちゃんをイジメルなら、ここでやっちゃうわよ?」

遠坂帝「ふん、ここは宴だ。そんな無粋な真似はsねn」

―――もう嫌…怖いよ、士郎君

―――お前の事…俺が、絶対に守る

―――「私も、お姉ちゃんを守るから!

女騎士「…ちょっとだけ、羨ましいです」

女騎士「私も…か弱い女の子だったら…士郎さん甘やかしてくれたのかな」

―――境界回廊!

―――展開!!

―――さぁ!不義を立てる者達よ!私が相手をしましょう!

―――ヒィ!なんですか!あのお化けマッチョ!あっちいけ!

―――あのおばさん…ゆるさないよ

―――様の愚かさは最早、救いようがないぞ!衛宮士郎!!

―――お前達だけには…絶対に負けない!

―――錬鉄の弓兵、神代の呪術師が織り成す二重詠唱

―――“unlimited blade works”

―――水天日光天照八野鎮石

―――完全なる弓兵と呪術師の優位な中で

―――暗き暗殺者は真の力を解放する

―――聖母解体

マッド「ハッハッハ!なんという宝具か!対象が女性なら問答無用で殺害する宝具とは!」

マッド「あれでは、対魔力が無ければ防げまい!!」
773. ◆1L03mUOnkY 2013/11/15(金) 23:53:03.63 ID:dGW4LTrno
―――美遊・エーデルフェルト…託したぞ


マッド「む、英霊がカードにフォーマットされた?」

マッド「ほほう…興味深い」

愉悦「あぁ…あれがそうだったんだ」

変態「愉悦ちゃん、なんか言った?」

愉悦「なんでもないですよ?」

―――いつしか、彼女は言葉に意味を持てなくなる

―――常世に華咲き乱れて散るは大輪の如し

―――豹変する彼女に拒絶するイリヤ

―――や…嫌…!お姉ちゃん、離して!

愉悦「私…これから、ずっとしゃべれなくなっちゃうので」

女騎士「これが…黒羊の副作用なんですか?」

愉悦「…はい」

マッド「なるほど、少しでも感情が昂ぶるとそうなるということか」

マッド「では、この時は、興奮状態だったのかね」

愉悦「そうですね、この時は、イリヤちゃんに拒絶されたのが哀しくて」

愉悦「つい…迫り過ぎちゃいました」

―――彼女を治す方法は1つしかない、そう神父は言う

――――聖杯を勝ち取れ

―――聖杯を勝ち取り、貴女の呪いを解けばいい

―――キャスターとアサシンを討ち取れば、玲羅は救われる

―――そして、彼女に着くのは槍の戦士

女騎士「ランサーを貸してあげたの?」

愉悦「はい、いくらイリヤでも丸腰は危険ですから」

遠坂帝「随分と、小賢しい真似をするではないか」

カルナ「………」

愉悦「小賢しい?誰がですか?」

遠坂帝「知らん」

―――どうして!どうしてイリヤがランサーを持っているの!

―――一人の魔法少女は真実を探す

―――美遊…お姉ちゃんに酷いことした…絶対に許さない!!!

―――もう一人の魔法少女は真実から目を逸らす

―――さぁ!奴腹共!!無実無根の自覚はあるか!!!

―――偽りの主諸共、処刑は行われる


女騎士「…私、ランサーの宝具はビームと聞いたのですが」

愉悦「私もビックリしました。伯爵ってこんな宝具もあったんですね」

巫女メイド「知らなかったのかい?」

愉悦「はい、私、伯爵の言葉の意味が解らなくて」

マッド「あれが宝石爺の魔術理論の結晶…第二魔法の限定行使か」
794. ◆1L03mUOnkY 2013/11/16(土) 00:12:29.87 ID:RRJzlLfKo
―――逃げたキャスターを彼女は追い詰める

愉悦「私、イリヤが誰かに攫われたって聞いて」

愉悦「無我夢中で探し回って…そしたら、伯爵が見つけてくれたんです」

変態「あぁん!やっぱりこの子も可愛い!メイドさんにしたい!」


―――花散れ花散れ花散れ花散りさかれ!!

―――貴女の臓物の色は赤緑黄色に彩る血みどろは虹の色!

―――…もう、黙って


女騎士「え!愉悦さん、あの子に立ち向かったんですか!?」

巫女メイド「君…才能1だよな」

愉悦「とっても…怖かったんですが…でも、イリヤを助けたくて」


―――十年を堕落で過ごしてきたが、生まれ持った素質は落ちることが無かった

―――美遊に当たる瞬間、自ら後ろに身体を引いて、衝撃するまでの間を造る

―――来るであろう衝撃に身構えていた所為か、力の具合は歪んでいた

―――その歪み…顎先を正確に打ちぬく黒羊の掌底

―――物理保護のスキマ…その歪みを打ち抜かれた美遊の身体は揺らぎ、気は乱れる

―――乱れきった人体の急所…その首先に『蛇』を屠る『山猫』の牙は襲う


変態「きゃー!キャットファイトかわいいー!」

女騎士「十年…閉じ込められていたんでしたっけ?」

愉悦「私も…あの時は、無我夢中でよく覚えていなくて」

愉悦「何時の間にか、美遊さんが倒れていて」

―――彼女はイリヤを家に送り届け、士郎と会う

―――俺だけは、お前を絶対に疑わない

―――なぁ…明日の夜、教会に行ってもいいか?

―――玲羅に伝えたいことがある

女騎士「………!」

マッド「ほう、これはラブロマンスというやつか、見ものだな」

遠坂帝「桜というものがありながら…」

カルナ「……」

変態「ちょっと!なに私の愉悦ちゃんに手を出す気!殺すわよ!」

巫女メイド「恋することは良い事だからな」

愉悦「そうです!愛の始まり終わりは唐突怪奇に!せせら笑うのです!」

愉悦「あぁ悲しきかなハイドなる明滅の絶望に人は快楽をせめぎあう!」

女騎士「ゆ…愉悦さん?」

愉悦「ごめんなさい…これから起こる事が恥ずかしくて…」

女騎士「そ…そうですよね、告白の現場見られちゃうんですもん…ね」
800. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/16(土) 00:16:28.88 ID:VdOVNP18o
そろそろおかしくなってきたwwwwwwww
808. ◆1L03mUOnkY 2013/11/16(土) 00:20:18.25 ID:RRJzlLfKo

―――そして、少年は、少女に告白する


―――気付いた頃には、少年は少女が好きになっていた

―――俺は、お前の事が好きだ

―――お前のことを、愛している


女騎士「ぐすっ…う…ぐすっ」

変態「いやーん!泣いちゃいやーん!!私の胸で泣いて!!」

女騎士「お断りです…あっち行って下さい」

変態「いけずぅ…」

愉悦「スタッフさーん」

愉悦「このビデオ流してください」


それは、一本のVHS


巫女メイド「なんだい、それは?」

愉悦「え、これですか?」


―――見てからのお楽しみ


愉悦「だって、これ…」


――――――今明かされる、衝撃の真実ってやつってやつだからああああ!!!


Now Loading……
809. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/16(土) 00:21:07.33 ID:VdOVNP18o
もう隠す気ねえwwwwww
810. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/16(土) 00:21:18.01 ID:eRgjpUkJ0
あっこれフルボッコタイムだわ
811. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/16(土) 00:21:27.73 ID:2g20Voku0
アカン…
愉悦ちゃん完全に真ゲスインストール状態や
827. ◆1L03mUOnkY 2013/11/16(土) 00:27:07.73 ID:RRJzlLfKo

貴女『あーあー、映ってる?綺礼、私映ってる?』

貴女は笑顔で画面越しに手を振っている

貴女『オッケー?バッチシ?えっと…んん!コホン!』

そこには、あどけない笑顔の少女が写っている

いつもの、物静かさが無い、快活な少女だ

貴女『えっと、ビデオを観ている皆さんへ、この映像を観ているということは』

貴女『そろそろ、クライマックスだと思います』

貴女『だから、何も言えなくなる前に、』

貴女『皆さんに、伝えたいことがあるの』

貴女『私の気持ち、ちゃんと受け止めてね?』

貴女『あはは…少し緊張しちゃう』

貴女『コホン…!まずは…一言』

貴女『………せぇの!』


貴女『今までの私は、ぜーんぶ嘘でーす!』


女騎士「え?」

変態「にゃ?」

巫女メイド「嘘…?」

遠坂帝「…不愉快だな」

カルナ「…そうだったのか」

マッド「おお!これが偽りの黒羊の力か!」

マッド「確かに嘘だとは思わなかった!」


愉悦「あぁ!香しいメス豚の悲鳴は七色に浸食するディーバの歌声!!」

愉悦「聞けば、1万五千年の恋は輪廻を巡ってからから回る廻る廻って落ちる!!」
843. ◆1L03mUOnkY 2013/11/16(土) 00:33:26.80 ID:RRJzlLfKo

貴女『そうでーす!全部嘘、私の涙はぜーんぶ”ウソ”』

貴女は泣いた真似をして手を広げる

貴女『お父さんの事もお母さんのことも』

貴女『誕生日にホテルで襲われただなんてぜーんぶ”嘘”!』

貴女『ランサーのマスターは私!ランサーに命じたのも私だよ!』

いつしか、貴女は血痕を付けた黒い戦士の腕に腰掛けている

貴女『だから…士郎君、イリヤ、貴方達に囁いた言葉は…その全てが嘘なんです』

貴女『そんな私の嘘の蜜に、貴方達は虜になってしまったのです』

貴女『綺礼だって私の協力者、もー彼奴が良い奴なんて士郎君も上段上手過ぎだよー!』

貴女『あ、もちろん本当の事も言ってたのよ?ほら、質問したりとか。あれ本心』

貴女『あとあとー…』

貴女『白野のことも、セイバーやアーチャーと契約してたって事は本当だったでしょ?』

貴女『あれ?私って意外と正直者?』

貴女はランサーの上で燥いでいる

士郎は、画面から目を離すことが出来ない

貴女『そうそう!今思い出しただけでも、本当におかしくて腹がよじれそうだったよー!!』

貴女『私の嘘を信じ込んで』

貴女『正しいことをしているキャスターやアーチャーと戦ってたのは』

貴女『ホン…トォォに!おかしかった』

貴女『あまりの光景に、目が点になっちゃったもん』

貴女『私ったら、本当に皆に愛されてる』

貴女『本当にありがとうね。あれ私が爆笑したトップスリーに入れてあげるよ』


女騎士「え…?え…?」

変態「oh……」

巫女メイド「なん…だって」

遠坂帝「………」

カルナ「………」

マッド「やはり、山の里の串刺しはランサーの宝具か」

マッド「となると、今までのランサーの行いは全て当人のもの…ということになるな」

マッド「偽りの黒羊と解っている以上、君の言葉を信じるつもりはなかったが」

マッド「こうやって、本人からの口を聞くか理論的に真実を知らない限り」

マッド「君の嘘を見破れない…というわけだな」
857. ◆1L03mUOnkY 2013/11/16(土) 00:44:27.81 ID:RRJzlLfKo
貴女『そうそう。イリヤの友達、美遊だったっけ?』

貴女『彼女はとっても友達思いのステキな子だったのよ?』

貴女『キャスターはただホテルを調べただけでしたーはい残念ー』

貴女『美遊ちゃんはなーんも悪いことしてません!』

貴女『なのに、イリヤったら、その子を許せないとか言って襲い掛かって』

貴女『あーぁ…あの時の美遊ちゃんの顔が忘れられないよ』

貴女『貴女の罵声を聞くたびに泣くのを我慢してるんだから!』

貴女『友達の事を信じてあげられないなんて、とってもかわいそう』

貴女『イリヤ、大切な友達を裏切るなんて、ダメじゃない。めっ。』

貴女『とは言っても、もういないであろう女の子の話で怒るのも止しておいてあげる』

そして、ビデオレターの入っていた封筒には、砕かれたサファイアが入れられていた

だが、それだけではない。イリヤと同い年くらいの少女の歯が何本も入っていた

イリヤ「ヤダ…!ヤダ…!ヤダァ!!!!!」


女騎士「この歯…って、え?まさか…そんな!」

遠坂帝「人間の精神を追い詰めるには、中々な代物だ」

愉悦「見るのです!見たいのです!絶望とはそれ即ち幸福の呪縛!」

愉悦「巨人の脳髄は深い海の深淵の底!!」


必死に辺りのモノをテレビに投げつけるイリヤ

だが、映像は止まらない

貴女『どこかで聞いてるかしら、イリヤ?』

貴女『嘘塗れの世界で、信じられる人がいれば生きていられる。そう言ったよね?』

貴女『残念、イリヤにはそんな人はいないのよ』

貴女『もう生きていけない?  もうちょっと楽しませてほしいからすぐに壊れないでね』

貴女『それにしても、お父さんとお母さんで簡単に釣れちゃうなんて……ウフフ』

そうして、貴女の姿は衛宮切嗣へと代わる

切嗣『あぁ、憎たらしい僕のイリヤ、君の所為で、僕は呪われて死んだんだ!』

続いて、切嗣の顔はアイリのモノに代わる

アイリ『あぁ!本当にあなたの所為で!あなたの所為で!私は苦しみながら死んだのよ!』

貴女『はーい!感動の両親とのごたぁいーめぇん!!感動した?感動して涙が出ちゃった?』

貴女『本当に、アンタみたいな夢見がちな女の子は扱いやすいわ』

貴女『親の仇を”お姉ちゃん”なんて言って懐いて来るんだから!』


女騎士「イリヤちゃん…イリヤちゃん!」

巫女メイド「くっ…」

変態「これは…ボディにくるわん」

遠坂帝「スタッフ!いつまでこれを写す!不愉快だ!!」

カルナ「…俺達は見極めを見誤った」

マッド「しかし、信頼が!疑惑が!興味が!彼女の嘘を見破れなかった!我々の敗北だな!」
860. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/16(土) 00:47:33.85 ID:VdOVNP18o
総バッシングワロタwwwwww
これくらい別にいいじゃないですかー
大量殺人するよりよっぽどましですよぅ
865. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/16(土) 00:48:36.75 ID:UI+bKhAB0
変態ですら引いてるのにマッドは平常運転だな
880. ◆1L03mUOnkY 2013/11/16(土) 00:56:23.86 ID:RRJzlLfKo
貴女『士郎君、士郎君』

貴女『いつか、一緒に弓を引きに行こうな。とか言ってたよね?』

貴女『そんな告白、普通の女の子ならドン引きだよ?  多分ね。』

貴女『あんまりにも寒すぎて、胸の中で笑っちゃった』

貴女『あんなか弱く健気な女の子に欲情するなんて』

貴女『  変  態、ロ  リ  コ  ン、  犯  罪  者  』

貴女『衛宮士郎君……お前の正義なんて、所詮はそんなモノだ』

ビデオの顔は不愉快な”夏場のアレ”を観ているかのようだ

貴女『お前の正義なんて、所詮は借り物でしかない』

貴女『お前は、ただの人間以下のロボットだよ』

貴女『お前の正義は、衛宮切嗣の劣化も甚だしい』

そして、画面には、衛宮切嗣が映る

切嗣『士郎…僕は、君の正義の味方ごっこにはうんざりだよ』

貴女『ほらぁ!貴女の大好きな切嗣だって言ってるわ!!』

貴女『正義の味方のお見本が言ってるんだから、アンタの正義は屑なのよ!!』

貴女『私はね、嘘をついたなんて謝らない』

貴女『だって、そうしないとツマラナくて死んじゃうもの』

貴女『悲劇のヒロインの私、素敵だったでしょう?』

そうだ、だから、衛宮士郎は貴女に恋をした

貴女『残念、そんな子初めからいませんでした。』

貴女『こんな嘘だらけの私を信じちゃって、本当にバカだよね』

貴女『まあ、楽しかったら、私はいいんだけどさ』

貴女『……うん、じゃあそろそろ本題に入ろうか』

貴女『私、根源が欲しいの、あなた達みたいな低能には解らない大義があるの』

貴女『ダカラサ』

―――愛する私の為に、早贄になって

遠坂帝は、睨み付けながら、宝石で象られた翅刃虫に命令する

そして、大型のモニタは砕け散る

遠坂帝「フフ…誇るが良い、俺がこれ程までに気分を害したのは、貴様が始めただぞ、愉悦」

女騎士「」

巫女メイド「」

変態「」

カルナ「……キャスターは真実を追い求めていた、例え、偽りの罪を着せられてもな」

カルナ「俺は、そんなキャスターの主に為れたことに誇りを持っている」

マッド「なるほど!君の太極を具現させているのが、その水晶…アリエティスということか」

マッド「見てくれは、ただの水晶だ、それが概念武装だとは誰も思えまい」

マッド「そして、その力は、聖杯との関わりが深い…いや、その先にある根源と…というべきか」

マッド「故に、高密度な魔力の塊であるサーヴァントの魂が、聖杯の器を満たすと同時に」

マッド「根源を結ぶ因子は収束して、相対的に君の力も増してくる…か、なるほど、良く出来ている!」
884. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/16(土) 00:58:11.46 ID:nCJ7DnnSo
相変わらずだなマッド
930. ◆1L03mUOnkY 2013/11/16(土) 01:17:09.50 ID:RRJzlLfKo

愉悦「あーあ…もうちょっとしたら」

愉悦「アサシンちゃんの串刺し処刑シーンに」

愉悦「士郎君の考えることやめちゃった脳死シーンがあったのに」

その目の前に、光速の剣閃が映り込む

それは、火花と共に黒鍵によって防がれる

女騎士「それを退かしなさい、埋葬機関」

女騎士「そんな異端を…貴女は擁護するのですか」

変態「確かに、埋葬機関の身の内としては…異端討伐の対象なんだけど…」

変態「可愛いは正義っていうし、今日はお祭りじゃない?」

遠坂帝「ほう、そこの百合狂い…余興の楽しみが理解できているというわけか」

遠坂帝「なら、本選前に、この女を処刑するのもまた余興だ!」

宝石型の翅刃虫が貴女を襲わんとする

しかし、それは、マッドの持つ礼装『境界外套』によって阻まれる

遠坂帝「『神秘殺し』…どこまでも、中毒者のようだな、貴様は」

マッド「ハッハッハ!お褒めに預かり光栄だな!インペリウムの末裔よ!」

マッド「だが、私はまだこの子を解析しきっていないのでな、殺すのは頂けない」


一触即発の空気の中、一人の男は風穴を開ける


巫女メイド「とりあえず、殺し合いは本選でも出来る」

巫女メイド「だから、巫女メイドを着て落ち着け」


また、一人の男は本質を突く


カルナ「確かに、この少女は吐き気を催す程に邪悪な存在だろう」

カルナ「だが、ここで、騒ぎを大きくするのは、この子の思うつぼだ」

カルナ「それに、そんな少女がこの空間にいることは」

カルナ「誰かに支持され応援されているということだ」

カルナ「その誰かの想いは俺達にも当てはまる」


―――誰もが、ようやく、剣を降ろした
952. ◆1L03mUOnkY 2013/11/16(土) 01:34:50.39 ID:RRJzlLfKo

愉悦「あら、遠坂のおじさま…こんなところでやめてしまうの?」

愉悦「そっか…じゃあ、私を見逃してくれるんだ」

愉悦「ありがとう、おじさま」

愉悦「お礼に、おじさまの大切な桜ちゃんを人類の悪にしてあげる」

収まりかけた火は、燃え上がる

遠坂帝「よく、わかった…貴様はもう逃さん」

遠坂帝「この俺が、直々に成敗してくれる!!」


2人の詠唱が重なり合う


―――山門は閉じて閉じて邪を塞ぎ

―――我が血に眠る皇帝の血よ

―――木々はざわめき歌を謳う

―――栄華と退廃を極めたその血に告げよう

―――春夏秋冬、花咲き、青葉茂り、紅葉彩り、落葉枯れる

―――今こそ、この現世に、その特権を…

―――巡り巡って輪廻は巡り、これ即ち太極を描くものなり

―――現世において、いざ開け!!

―――あぁ、哀しき悲しみ処女は喚き涙で大地を汚す

―――いざ蘇れ!皇帝の………

―――穢れこそ我が………


マッド「おお!!太極に至った浸蝕とその血筋の全力解放!!」

マッド「さぁ、見せてくれ!私に解析させてくれ!!その神秘を!!!!」


―――強力な魔力暴走を検知しました

―――アースセルの管理者権限に伴い、障壁を展開します


Now Loading………
954. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/16(土) 01:36:16.97 ID:/I1yNOeW0
おい、やっぱ闘ってんじゃねえか!!
955. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/16(土) 01:36:37.96 ID:sUlkxVtD0
おお、再びの二重召喚
………やっぱり、隔離部屋じゃね?ここ
965. ◆1L03mUOnkY 2013/11/16(土) 01:41:46.80 ID:RRJzlLfKo

愉悦「こんかいはみなさんにごめいわくをおかけしてもうしわけありませんでした」

愉悦「さっきのは、ぜんぶうそです、ごめんなさーい」

遠坂帝「むむ…確かにやりすぎたが…」

遠坂帝「だがな!反省もしていないし後悔もしていないからな!」

あまりのやりすぎに、管理者によって説教を受ける二人

女騎士「…はぁ、確かに私も熱くなりすぎました、ごめんなさい」

変態「ぐへへ…じゃあその償いは…ベッドで!」

女騎士「貴女に謝ったんじゃありません!貴女も謝りなさい!」

マッド「アースセルめ!やはりこの世界の魔力管理は君がしているのか!」

マッド「あぁ!君を解析したくてたまらないぞ!!」

カルナ「とりあえず、ここで丸く収めるのも、それもまた良し」

巫女メイド「やはり、巫女メイドが世界を救うのかもしれないな」


『アースセルマスターガチンコトーク』おわり
969. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/16(土) 01:43:09.69 ID:/I1yNOeW0
巫女メイドってスゲー
管理者…いったいどの惑星なんだ…
970. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/11/16(土) 01:43:38.26 ID:2g20Voku0
流石は巫女メイド、最後までぶれない
982. ◆1L03mUOnkY 2013/11/16(土) 01:54:56.27 ID:RRJzlLfKo

というわけで、対談編は終わり

愉悦を入れると危ない

この子は燃料バンバン投下する


あるスレで、トランスフォーマーが出てたんで

ハリウッド3部作のトランスフォーマー観たんですが超カッケーですね

やりたい、トランスフォーマーで聖杯戦争やりたい

クラス制限は無しでマスターとトランスフォーマーでやりたい

それだったらサイバトロンVSデストロンで聖杯大戦でも良い

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最終更新:2014年05月18日 17:06
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