マッドinCCC


960. ◆1L03mUOnkY 2013/08/25(日) 18:48:12.86 ID:5Yp18ksJo

もしも―――


マッドがサーヴァントと再契約したとき


1.弁慶
2.自由安価

18:50
↓4

961. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/25(日) 18:50:03.52 ID:APMDKogs0
カルナ
962. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/25(日) 18:50:37.30 ID:nxWHjlGGP
1
963. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/25(日) 18:50:45.62 ID:uB9gl4a5o
無銘
964. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/25(日) 18:50:47.15 ID:RW6fbL7ro
アンデルセン
972. ◆1L03mUOnkY 2013/08/25(日) 19:23:41.10 ID:5Yp18ksJo

―――おじ様、珍しい紅茶を手に入れました

―――おじ様、見てください、内装少しだけ変えたんですよ

―――凄いです、おじ様の世界にはそんな事があるんですね

―――おじ様

―――おじ様…

―――…きです。おじ様



それは、とても取るに足らない小さなことだ

だが、それも積み重なれば、立派な現象となるのだろう

その現象は、誰もが予期せぬ時に”神秘”となる

私は、その神秘が何よりも愛おしい―――


モラトリアムが終わりを告げる

それは、崩落の始まりだった


―――はい、皆さん。これでつまらない予選ももう終わりです

―――貴方達にはこれから未来も希望も無い

―――なにもないところで、惨めに生きてください


多数のシェイプシフターがサーヴァントを捕食する


―――先生、助け…

―――嫌、先せ…


悪性情報に飲まれていく生徒達の断末魔を聞いてようやく思い出す

そうであった、確かに私の役割は『先生』であった

うむ、準備期間内に思い出せてよかった

これで、私も本選に行けるだろう

徐々に悪性情報の波が、校舎を蝕んでいく

悪性情報に飲まれるというのもそれはそれで神秘的だ

だが、それでは、面白くは無い

ならば、私は、悪性情報に飲まれた先へと行くとしよう

私の勘が告げている。

”そっちの方”が何よりも楽しいのではないかと―――


そうして、屋上へと登り、私は両手を広げて、歓喜する


―――さぁ!私に裏側を見せてくれたまえ!!


そして、私は、喜々として、虚数の海へと身を放り投げた



―――もう!どうしておじ様はいつもそうなんですかー!


982. ◆1L03mUOnkY 2013/08/25(日) 19:49:30.78 ID:5Yp18ksJo
墜ちる、落ちる、堕ちる


それは、まさしく奈落の底だ
さて、いつまで墜ちても着かないということは

私は、そこへと辿り着く条件を満たしていないようだ
今の私に足りないものは、なんだろうか

右手を見る…令呪はある

左手を胸に当てる…鼓動は動いている

ならば、私も十分に参加者として満たしているだろう


ならば、足りないのはアレしかない

―――おーい!まだ私は余り枠だぞー!
―――このまま、波にのまれるだけでは、面白くないだろう!
―――私と来ればたのしいーぞー!

叫び続けて、数時間、全く反応が無い

うむ、では、仕方あるまい
私は、先ほど飲まれた生徒から頂いた令呪を使う
ストックは3個ほど、3個もあれば、さてどうだろう


―――第一の令呪を以って命じよう…!我が声に耳を傾けた者よ、私を見よ!

左手に掛かれた令呪が消える。誰も現れない

―――では、第二の令呪を以って命じるとしよう!!私を視界に入れた者よ、私に興味を抱くと良い!

左手に掛かれた令呪がまた消える。しかしてやはり、誰も現れない

―――ふむ。では、第三の令呪を以って叶えて貰うとしよう
―――私を救うことで願いが叶えられる望みがあるとするならば、我が理に応えて貰おう!!

生徒から貰った令呪は全て消える

ふむ、どうやら無理であったようだ、誰も来ない
さて、困った、残り3画の令呪は使うべきであろうか

そんなことを考えていた時だった

――――な!?強制的に実体化されただと!?
―――くそ…!あんなデタラメな令呪…!強制などあるものか…!

目の前に現れたのは、浅黒い肌をした男
その魔力、どうやら、サーヴァントのようだ

まさか、私の荒唐無稽な願いを聞いてくれるとは、私が興味を抱いてきたぞ!!

何故、私を助けようと思ったのかね!

それが君の生前だからかね!?それとも私と所縁でもあるのかね!?
さぁ教えてくれたまえ!いや教えずとも問題ない!私が解析しようではないか!

さぁ!私に心の全てを開いてくれたまえ、サーヴァントくん!!!

―――!?なんだ、この身に覚えのないのに懐かしいと感じる悪寒は!
―――な…!?今ので正式なマスター登録だと!?何を考えているのだムーンセルの裏側は!

どうやら、奈落にあるはずのない、光が見えてくる
どうやら、私は条件を満たしたらしい

では、共に行こうではないかね『アーチャー』くん

浅黒き皮肉屋な我がサーヴァントは溜息交じりに呟いた


―――不本意な事、この上ないが、よろしく頼むよマスター


Fate /  Earthcell  CCC
マッドルート
プロローグ終わり
984. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/25(日) 19:51:22.08 ID:VUS+aC300
あれ?アンデルセンじゃなかったっけ?
985. ◆1L03mUOnkY 2013/08/25(日) 19:51:56.04 ID:5Yp18ksJo
新スレ:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1377427843/


相変わらずマッドは動かしやすい(ぇ



987. ◆1L03mUOnkY 2013/08/25(日) 19:52:39.52 ID:5Yp18ksJo
ミスッた(テヘペロ


でもやりなおすのもあれなの
988. VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/08/25(日) 19:54:30.09 ID:55XbwBwP0
修正力(身内の圧力)ぱねぇ
1000. ◆1L03mUOnkY 2013/08/25(日) 20:01:02.80 ID:5Yp18ksJo
墜ちる、落ちる、堕ちる


それは、まさしく奈落の底だ
さて、いつまで墜ちても着かないということは

私は、そこへと辿り着く条件を満たしていないようだ
今の私に足りないものは、なんだろうか

右手を見る…令呪はある

左手を胸に当てる…鼓動は動いている

ならば、私も十分に参加者として満たしているだろう


ならば、足りないのはアレしかない

―――おーい!まだ私は余り枠だぞー!
―――このまま、波にのまれるだけでは、面白くないだろう!
―――私と来ればたのしいーぞー!

叫び続けて、数時間、全く反応が無い

うむ、では、仕方あるまい
私は、先ほど飲まれた生徒から頂いた令呪を使う
ストックは3個ほど、3個もあれば、さてどうだろう


―――第一の令呪を以って命じよう…!我が声に耳を傾けた者よ、私を見よ!

左手に掛かれた令呪が消える。誰も現れない

―――では、第二の令呪を以って命じるとしよう!!私を視界に入れた者よ、私に興味を抱くと良い!

左手に掛かれた令呪がまた消える。しかしてやはり、誰も現れない

―――ふむ。では、第三の令呪を以って叶えて貰うとしよう
―――私を救うことで願いが叶えられる望みがあるとするならば、我が理に応えて貰おう!!

生徒から貰った令呪は全て消える

ふむ、どうやら無理であったようだ、誰も来ない
さて、困った、残り3画の令呪は使うべきであろうか

そんなことを考えていた時だった

―――おい!ふざけるな!なんだ今の令呪は!!
―――馬鹿か貴様は!!無駄遣いにも程があるだろう!!!

目の前に現れたのは、少年のようなサーヴァント
だが、少年として見えるのは、外見だけだろう。声がミドル過ぎる

だがまさか!!私の荒唐無稽な願いを聞いてくれるとは、私が興味を抱いてきたぞ!!

何故、私を助けようと思ったのかね!

それが君の生前だからかね!?それとも私と所縁でもあるのかね!?
さぁ教えてくれたまえ!いや教えずとも問題ない!私が解析しようではないか!

さぁ!私に心の全てを開いてくれたまえ、サーヴァントくん!!!

―――なに!?今ので正式なマスター登録がされた!
―――ハハハ!これは驚いた!ふざけるな!これではただの押し売りではないか!

―――…フン!絶望に苦しむのだな、マスター…
―――俺ほど雑魚で役にも立たないサーヴァントと契約したのだからな!

どうやら、奈落にあるはずのない、光が見えてくる
どうやら、私は条件を満たしたらしい

では、共に行こうではないかね『キャスター』くん

子供のような姿の我がサーヴァントは溜息交じりに呟いた

―――俺は、童話作家であって、喜劇家ではないのだぞ…

Fate /  Earthcell  CCC
マッドルート  アンデルセン
プロローグ終わり

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最終更新:2014年05月18日 17:27
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