Fate > Earth CELL hollow ~Last Interlude~

442. ◆XFKJOt0a3Y 2014/06/08(日) 22:47:49.47 ID:bCohnAEJo
昔、一度だけ考えていた構想

骸の物の怪たちが、深山の町全てを包まんとする

シスコン「ふん、劣化物共が…」

彼はその瞳を赤と緑の螺旋を開放させる
知っていた、この世界がまやかしで、ほんの少しの幻想であることを

藤乃「お兄様…私は…」

何も言うな、藤乃。お前は、俺の最愛の天使にして最高の妹だ
ただ、その事実だけが、俺にはもう十分過ぎる程の幸せだ
だから、最後は、お前と共に、最後までお前の世界を守るだけでいい

シスコン&藤乃「…凶れ!!」

武士道「あらあらあら…」

刀を持った少女に群がる骸の軍団

武士道「残念ですの…所詮は胡蝶の夢でしたの」

骸の軍団の動きは鈍い…まるで、何かに汚染されていくようだ

魂縛り「良いのか、主」
武士道「えぇ、仕方ないですの」

少女の身体に汚染された魂の集合体が鎧のようにして纏われる

武士道「ですが、夢は夢でとても楽しかったですの」
武士道「だから、夢を見せてくれた彼等には恩返ししてあげますの」

汚染された魂の軍勢を率いて少女が骸の軍勢を切り伏せる

愉悦「あーあ、もー終わり?」

愉悦を囲む骸の軍勢…それはどれもかしこも、愉悦に憎悪を孕んでいた

愉悦「折角…夢くらいは大人しくしようと思ったのになー」

だが、その夢は彼らによってもうすぐ終わる。そして、愉悦はそれを素直に受け入れた

愉悦は静かに祈りを捧げるように手を組んだ

愉悦「そっかー、貴方達私に騙されたのね」
愉悦「良いわ、貴方達が私を犯して満足するならされてあげる」
愉悦「でも、あの人たちだけは見逃して」

愉悦を蹂躙せんと群がる骸たち
だが、愉悦を中心に世界は浸食され、骸たちは血に染まった白木の杭に串刺しとなる

ランサー「滑稽!滑稽!大いに滑稽なり!!!」
ランサー「我が妻を悦ばす一物も無い残骸共が!!」
ランサー「我が妻の純潔を奪おうなど!!笑止千万!!極刑ですら物足りない!!!」

そこには、血に濡れた甲冑を身に纏う巨躯の戦士。そして、その肩で邪悪な笑みを浮かべる少女

愉悦「アーハッハッハ!!あーおかしい!アンタ達みたいなゴミどもに私をあげる?」
愉悦「そんなのウソに決まってるじゃない!!」

愉悦「別にあんな奴等の願いが壊れる様も愉快だけど」
愉悦「それはアンタ達みたいな”死に足りない”には勿体ないの」
愉悦「今日だけは、嘘吐きな私が、正義の味方の味方をしてあげる」

その言葉と共に、世界は愉悦の理想に満たされた
443. ◆XFKJOt0a3Y 2014/06/08(日) 23:02:33.44 ID:bCohnAEJo
Hollowは構想はあるけど遣り切れない感もある

キャラが多すぎるんだよキャラがっ!(カス
446. 以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします(長屋) 2014/06/08(日) 23:05:57.72 ID:GCRrcRDBO
何これ素晴らしい
一度と言わずもっと考えても……とも思ったけど46代も居るんじゃしゃーないな

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最終更新:2014年11月23日 19:37
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