スワップ金利運用とは、金利の高い国の通貨を金利の低い国の通貨で買い、
その金利差から発生するスワップ金利を長期的に受取り続ける運用方法です。
長期的に保有するので、心構えがいくつかあります。

一つ目は長期間の運用になるので当面使う予定のない余裕資金で運用すること。
二つ目は昨年から現在までのように急激な円高になることは避けられませんので、
レバレッジは2倍ぐらいまでとし、ロスカットされないようにしましょう。
三つ目はスワップ金利の受け取り方法は、毎日振り込まれるFX業者にしましょう。
ある程度スワップ金利が貯まれば引き出すことも可能ですし、半年に1回とか、
1年に1回とかのペースで貰ったスワップ金利で新たに買い足します。
つまり複利運用に回すことです。

またFX業者についても注意しべき点があります。
一つ目は言うまでもなくスワップ金利が高い事です。
1万通貨あたり2円の違いでも年間で約700円、10年で7000円の違いです。
10万通貨の運用なら10年で7万円の差が出てきます。
二つ目は信託保全サービスがあるFX業者を選ぶことです。
長期的な運用となりますから、その間にFX業者が倒産してしまう可能性は
否定できません。特に昨年末位から金融庁の監視体制が強化されているようですし、
ずさんな経営体系だと営業停止となり、倒産という事にもなりかねません。

信託保全があるから安心という訳ではなく、完全な信託保全かも重要です。
FX業者の中には信託保全サービス導入と書いてあっても、
完全な信託保全では無い場合もあります。FX業者が倒産した場合、
預けた資産は100%帰ってきません。完全でない場合はいくら保証されるかは、
その業者によって違ってきますので、今お使いのFX業者は信託保全を
導入しているから安心だと思われている方も、今一度チェックして見て下さい

最後にどの通貨ペアで運用するべきか?ですが、
年間5%から10%で運用できれば良いと思う方は豪ドル、NZドルで
レバレッジ1倍の運用方法でOKです。
年間10%以上の運用であれば、南アフリカランド、トルコリラ、アイスランドで
レバレッジ1倍の運用、もしくは豪ドル、NZドルでレバレッジ2倍にする方法。

南アフリカランド(6.50%)のやトルコリラ(6.50%)の方をお勧めします。
トルコリラはFXトレード・フィナンシャルで取引できます!

NZドルや豪ドルで十分という方は、スワップ金利が業界No.1の
外為オンラインが良いと思います。

2007年の夏以降続いた円高の状況も落ち着きつつあります。
また、豪、NZ、カナダなど主要国でも金利を上げ始めてきましたから、
スワップ金利運用で長期的に運用するのであれば、買い時だと思います。
もちろん、長期運用ですから低レバレッジでおこないましょう。

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最終更新:2013年11月13日 18:18