洞窟物語 > カーリーとの別れ~外壁

背景

暗い洞窟内で目覚めた主人公は、出口を求めて洞窟内を探索するうち少女カーリーと出会い意気投合する。
二人は探索を共にして洞窟の深層部まで進むが、そこで完全に水没した部屋に突然閉じ込められるという絶体絶命の危機に陥る。
酸素ボンベを身に着けていたのはカーリーのみで、主人公は呼吸が出来ず次第に意識が遠のいて行く……

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内容

・・・?

・・・息ができる。


気がつくと傍らにカーリーが倒れて動かなくなっており、代わりに主人公の体に酸素ボンベが装着されている。
カーリーに話しかけると

へんじがない…

と表示されるのみで、何も行うことが出来ない。
そのままカーリーを置いて主人公が部屋から脱出すると、直後に部屋の扉が重々しく閉まり二度と入れなくなる。

喪失感漂う重苦しい空気の中、主人公(プレイヤー)は再び出口を目指す。
巨大な地下水路、誰も居ない集落、崩壊した回廊と暗く長い道程を独り乗り越えた末に、洞窟の出口へ辿り着く。


そこは空中に浮かぶ島の外壁であり、眼下には雲海、夜空に煌々と輝く満月。これまでの陰鬱な空気を払拭するような壮大で美しい景色が広がっていた。

動画

上記場面で流れるBGM

解説

多重スクロールする雲海に満月という景観と、BGM「つきのうた」の哀愁漂うメロディーとの調和が見事な場面。
それまでのストーリーが暗く重いことが手伝って、この場面に辿り着いた瞬間の開放感はまさに圧巻。
製作者もこのシーンの実現をモチベーションにゲームを作り上げた事を明かしている*1


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最終更新:2013年11月24日 03:44
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