背景
主人公アークは滅亡した地球を再生する使命を帯びて地上に降り立ち、長い旅の末にその目的を果たす。
しかしアークを創り出して使命を与えた存在・ダークガイアの真の目的は、地球の本来の滅亡と再生のサイクルを
アークを介入させて狂わせることだった。
そして目的を果たしたダークガイアは用済みになったアークを始末しようとする。
壮絶な戦いの末、結果はアークの勝利に終わるが…
内容
戦い終えたアークは故郷の村クリスタルホルムへ帰る。しかし村人達もアークと同様に創り出された存在であり、
既にダークガイアの手により姿を消していた。親しい人間が全て消え去った村で一人たたずむアーク。その時、白い光がアークを包んだ。
私の声が 聞こえますか?
私は ライトガイア。
地球の 表の心です。
ダークガイアを ふうじた今
クリスタルホルム いえ 地裏全体が
その姿を 消しつつあります。
これから 地上の世界は
ゆっくりと 本来の姿に もどって
いくことでしょう。
あなたは 地球の危機が訪れたとき
世界に姿をあらわす えいゆう。
そこには ライトガイアとダークガイア
両方の血が 流れています。
そして 今 あなたの役目は
終わりました。 もうじき
その体も 消えゆくことでしょう。
今日一日だけ
平和なころの クリスタルホルムで
最後の時を 楽しんでらっしゃい。
アークは平和な頃の故郷の幻想に包まれながら最後の一日を過ごす。
やがて一日が終わり、自室のベッドで眠りについた。
~
アークは 深いねむりに
落ちていった・・・
そして アークは最後の夢を見た。
それは 鳥になって ひとまわり
成長した世界を ながめる夢だった・・・
動画
解説
天地創造の使命を終えて消え行く主人公アークが消滅する間際に、鳥になって世界中を飛び回る夢を見るシーン。
自身が消え行くことを知りながら、故郷の幻想に包まれて最後の一日を過ごすという展開の物悲しさ、そして
その後の世界中を飛び回るムービーの壮大さが、見る者に我を忘れさせた。
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