クロノクロス > スラッシュコンサート

背景

海の男ファルガはかつて人魚の亜人・ゼルベスと恋に落ちたが、彼女が若くして亡くなったことで人が変わってしまった。
自らが作り上げた海上歓楽街にてイカサマ賭博で客から金を巻き上げ、また魔物により故郷を追われた亜人達をそこで働かせた。
亜人達は故郷の島へ帰ることを望んでいたが、ファルガはそれを許さず、魔物に巣食われ滅び行く故郷をあえて放置した。
(恋人ゼルベスとの思い出の場所を美化したまま終わらせたいとの気持ちから。)

かつて人間と亜人をつなぐ架け橋と期待されていたファルガの変貌ぶりは、多くの亜人達を落胆させた。
このような惨状を払拭しようと立ち上がったのは、ファルガと故ゼルベスの息子・スラッシュだった。
吟遊詩人団のリーダーであるスラッシュは、亜人達に古くから伝わる歌の力で島に巣食う魔物を全滅させることを計画する。

人間と亜人とのハーフであるスラッシュの存在に、かつて人間と亜人の共生に燃えていたファルガの姿を重ねた亜人達は、彼に再び希望を託した。
スラッシュは自分を見失った父のため、そして故郷を奪われた亜人達のために歌い始めた。


内容

#演奏場面ダイジェスト

#全容

解説

人間と亜人のハーフであるスラッシュが、人間の父と亜人達を救うための歌をミュージカルに乗せて奏でるシーン。
ミュージカルの内容はかつての両親の出会いを模したもの。
その昔父が成し遂げられなかった人間と亜人との橋渡しを、息子が世代を超えて実現するという展開が熱い場面。

そして何よりここで流れるBGM「MAGICAL DREAMERS ~風と星と波と~」が、このシーンに人気がある最大の要因。
この後同BGMが流れる中で亜人達の故郷に巣食う魔物を次々と倒していくのだが、その際戦闘に入ってもBGMが変化しないという、
いわゆるFF5のビッグブリッヂやFFXのザナルカンド遺跡的な演出がなされる。このような演出にBGM自体の良さが相まって、
多くのプレイヤーの脳裏に残るシーンとなった。


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最終更新:2014年01月31日 03:56
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