この記事は主に2012年ごろの検索してはいけない言葉 Wikiについて記している。検索してはいけない言葉 Wiki(けんさくしてはいけないことばウィキ)とは、検索することによって危険なサイトなどがヒットする検索ワードについての情報を収集するまとめウィキサイト。
(タグ: ウェブサイト)
運営
このサイトの設立者・管理者はMNS。MNSとはMust Not Searchの略。この管理人は
同名
でボカロPやニコ生配信者としての活動も行っていた。ニコ生では「検索してはいけない言葉」を実際に検索して実況し、その録画をニコニコ動画に投稿していた。
曖昧なルール
申し訳程度のルールをサイトに設けていたが、その内容はかなり曖昧なものだったため、薄ら寒いネタ記事(アニメの逆再生動画についての記事など)や晒し記事(例としてmomorin1979_2_2の項目)などがしばしば作られ、サイトの本来の目的にそぐわない方法で利用されるようになっていた。また、MNS自身もこれを容認し、古くからある記事は削除対象にならないというルールを掲げていた。また、独断で不当な管理行動を起こすログインユーザー(例: SEA)もいたが、これについても黙認していた。
その後、こうした問題点に対して改善要求がMNSに出されたが、当人は徹底的に保守派としての主張をし続け、「気に入らない奴は利用するな」「他サイト(当サイト)を利用しろ」「自分でサイトを作れ」などと反論。
ツイッター
でも「
検索してはいけない言葉を何だと思ってるんだ
」と愚痴を漏らした一方、要求が行われていた掲示板のほうではまともな反論をせず一方的なスルーか却下をし続けた。
不正行為
一時期記事の無断削除を禁止する発表をしたが、その後に管理人自身が記事の無断削除を行っていたことが判明。
同サイトのチャット
にて管理人のこの不正行動が指摘されたが、管理人は否定。更に、記事を削除したユーザーの名前が管理人のものと同じであるという裏付けを突き付けられるも、5分間黙秘を貫き最終的にチャットルームから退室してしまった。しかも現在該当記事の履歴を参照すると、記事を削除した部分の履歴が削除され、一部の編集者名が秘匿されているというあまりにも怪しい現象まで確認された。
+ | 2012年11月4日のチャットログ詳細、原文まま |
荒らし被害と管理放棄
サイトは数代にも亘って再構築されており、過去には掲載内容の規約違反や荒らし被害によって何度も壊滅へ追い込まれている。規約が緩く管理手段の豊富なアットウィキのもとでサイトを再構築して以来現在に至っているが、2014年に入ってからはMNSが管理を放棄し、以降は荒らされ続けた。
しかし、有志がアットウィキ運営に対して新しいサイト管理人を申し出たことから現在は何とか持ち直している。サイト内容の問題点についても見直しが進められたようだ。
マスコットキャラクター
現在はもう存在しないようだが、かつてはサイト上部に女の子の絵が描かれており、しばしば掲示板等で「下手な絵」と評されていた。この女の子は、管理人の手伝いをしていたログインユーザー曰く「ググール・N・ウィキ子」という名前で、更にもう一人「荒らしGメン」というキャラクターもいた。サイトの概要を説明するページでは、彼ら2人の問答を用いた解説が展開されていた。
- ググール・N・ウィキ子
- かつてサイト上部にあったタイトルイラストに描かれていた女性のキャラクター。下手くそな手書きの字で「検索」と書かれたマスクを着用している。髪型は茶髪でツインテール。首から上しか描かれていないので服装は不明。
- 荒らしGメン
- 恐らく荒らし対応を行う管理人を象徴したと思われる男性キャラクター。黒く大きなサングラスをかけており、険しい顔をしている。サイトの説明を行うページでは解説役を務めている。ウィキ子のイラストと比較すると画風と構図が大きく異なり不自然であることから、おそらくトレースだろうと思われる。