暗い日曜日(くらい にちようび)は1933年にハンガリーで発表された歌。
とある女性が暗い日曜日に亡くなった恋人を思い嘆くという陰鬱な内容の歌詞で、曲調もまた陰鬱としている。
百数十人もの人間がこの歌を聴いた後に自殺したというエピソードから、「この曲を聴くと自殺する」という都市伝説にまで化したとされており、曲がヒットした後には作曲者も自殺している。
しかし、「この曲を聴くと自殺する」というのは間違いであり、ハンガリーの百数十人がこの曲を聴いて自殺したのは、当時が世界大戦中でナチス・ドイツによる軍事侵攻の危機があり、自殺者が多く出ても仕方ない世相にあったためだそう。
但し、この楽曲の歌詞と関連付けた手法の自殺を行う人間も多く出たためか、イギリスなどの国では放送禁止の楽曲として指定されたらしい。