12/1日更新
ワールド・ジャパニーズ・ビジネスと言うサイトが物凄く役立ちそうだったので、共有
今の銘柄6632とか(これを書いた時、話題になっていた銘柄)、より顕著に分かりますね
前回の底値が179円
だから、179円にまず買いが大量に入っていますね
そして、その数円上まで、厚い買い板が連続していますね
数十万単位の
しかし、その下の178円にはたったの5万株しか買いが入っていない
更にその下の177円には、僅か1万株の買いです
いかに、「前回の底値付近で買いたい人が多いのか」分かりますね
だから、ここの「買いたい人」が買っちゃったら、買いたい人の数は一気に減ります
買いたい人の数が減ると、大幅下落しやすくなります
ですので、これを目安に考えるのが良いと思われます。
これさえ分かっていれば、少なくとも大損する可能性は減りますし、損切りラインも明確になりますね
よく、「買いポジから-5%になったら損切りする」と言うような人が居ます
しかし、それは全くの無意味ですね
なぜなら、自分が買った位置なんて、相場上では全く意味を持たないからです
よほど大量に購入でもしない限り、単なる出来高の一つに過ぎません
だから、買いポジを取るなら、「前回の直近底値付近で購入し、底値を下回ったら売却する」
これが正しいと思うのです
上値抵抗線はその逆です。前回の高値で売りたい人が多いので、そこが「売りが入るだろう」ポイントになるのですね
そこを突破しなければ、更なる上昇は望めないと思います。
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超簡単な、基本的なテクニカルの見方
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テクニカルの超簡単な見方です、実用的な
そもそもテクニカルって聞いても、何か難しい。PER(株価収益率)とか聞いても、眠くなってくるような人が居るんじゃないでしょうか
と言う訳で、難しい話はスッパリと抜きにして、「使い方」だけ書きます。
詳しく知りたい方は、ググってみて下さい
これ以外にも沢山あるんですけれど、とりあえず知っておくべきなのは、これくらいかなーと
PER値
低ければ低いほどに、「割安」です
一般的に10以下が割安と言われています。15くらいでも、まぁ悪くはないです
PBR値
これも、低いほどに良いです
一般的に5以下で割安と言われます。1以下の、0.5とか小数点の銘柄もありますが
RSI
買いが強いか、売りが強いか見ます。50が基準値です
売りが強ければ、「売られすぎ」の可能性が出てきて、反発の目安になります
20以下なら、かなり良いです。が、小幅反発で50くらいになって、すぐ下落する可能性もあります
一種の目安程度ですね
ボリンジャーバンド
過去の価格帯から、「現在値から直近でどこらへんまで動きやすいか」を見ます
- 3α~0~+3αで推移します。-3αなら、IN位置としては悪くないです……が、実はそんなことも無い
横に動いてから下落することもあります。
まぁ、これは目安程度ですね。全体のチャートの中で、どの位置で買いポジを取れるか、って方が遥かに大事です
ボリンジャーバンドとRSIは愛用していますが、これだけを指標に買いポジ取るのは多少危険です
一目均衡表
私はほとんど使ってませんが、まぁこれは「価格抵抗帯-雲-」を見るもんだと思って下さい
見るのは、その厚さと位置ですね
大体その辺りで売りが入るだろうor買いが入るだろう、ポイントです。ここ突破したら買いサイン、または売りサインが出ます
私は逆張り派なんで、抵抗帯は「売りが入るだろう」所ですね。この雲を突破したら、強い買いシグナルが点灯します
ダブルボトム
二重底、と言われます。私はこのチャートが分かりやすくて好きです。その名の通り、前に来た底値で反発すると、ダブルボトムが形成されます
ソーサーボトム
鍋底型と言われます。ゆるやかに下落を続け、ある所らへんで下げが止まりはじめ、ゆるやかに上昇を開始します
上昇トレンドへの転換チャートです
三角保ち合い
上昇三角保ち合い、下降三角保ち合い、などの種類もあります。
前回の高値より上値切り下げ、前回の底値より上値切り上げ、で段々と真ん中辺りに収束していくチャートです
こっから上に抜けたら、かなり強い買いシグナルが点灯します。三角保ち合いの下でIN出来れば、数%程度安定して抜くことが出来ます。
まぁ、これくらい知っておけば、ある程度戦えるんじゃないでしょうか
◆
サブタイトル 何で株で損をするの?
◆
持ってる株が上がらない、もしくは下がるってのには理由があるんですよ
それは単純明快で、「自分が買った価格より高い値段で買おうと思う人が居ないから」ですね
株価が高くなってくると、「売りたい人」が増えてきます。
逆に、安くなってくると「買いたい人」が増えてきます。単純な理屈ですね
「売りたい人が、買いたい人より多くなった」時に下落します
売り≧買い で下落です
逆に、「買いたい人の数が、売りたい人より多くなった」時に上昇します
買い>売り で上昇です。
なぜ、下落時に=が付いているのかと言うと、『買いと売りが同数になった時、株価が上がらないから売っちゃおう』と思う人が出てくるからです
=は下がります
で、じゃあ『いつ』買おうと思うのか
まず一番注目するべき点は、地合いですね
全体が弱気だったら、とりあえず皆買いを控えます。だから、売りたい人の方が買いたい人より優勢になり、株価が下落します
全体が強気だったら、その逆です
私は基本的に、株式投資におけるテクニカルを推奨しています。
で、なぜ私がテクニカルを推奨するかと言うと、『テクニカルを参考にして売買している人が多いから』です。
株はしょせん人気投票なので、テクニカルが良いぞ! となったら、とりあえず買う人が居るのです
これを、分かるのと分からないのとでは雲泥の差だと思います
じゃあ、テクニカルが良ければ上がるのか、と言うとこれもまた違います。
『テクニカルが良いから買う』人よりも、やはり『売りたい人』が多ければ、下がります
例えば日経が急落したりして、全体が大幅下落をしていると、一旦売って買い直そうと考える層、あるいは何も考えずに損切りする層ですね
で、大体、『大きな買いが入るだろう位置』ってのは分かりますね
『テクニカルが良い位置』と、『前回の直近底値辺り』です。これを割り込むと、買いたい人の数が急激に減るので、大幅に下落する可能性が非常に高くなります
だから、様子を見ながら、
買い>売り になりそうな点を考えてみる。
数値的に見てみて、例えば、定価より5割引きの商品を買ってみる
それを、2割引きくらいでも、お得だと考えて買う人が居るかもしれない。
そう言う人に、売りつけるんです
と言うのが逆張り的思考ですね
ついでに補足
例えば、上げ上げの時ってのは、
大震災などで皆が米を買い占めた時とよく似ていますね
欲しい人が居るから上がる、上がるから欲しい人が現れる、ってことでドンドン上がっていきます
でもまぁ、よく考えてみて下さい
その需要過多の状況が過ぎれば、米はただの米です。それ以上でもそれ以下でもありません
だから、適正価格に当然下落します
米の価格が10倍になるだろう、と思って普段の5倍の値段で買った人が、それが適正価格に戻った所で
「何で下がってるの!?」
こんな馬鹿な話は無いですね。でも、実際こう言う人が多いです
最終更新:2013年12月01日 01:28