初出 | 少年KING 1985年23-24号、86年1号-4号 |
単行本 | ヒットコミックス 29巻 |
スコラコミックスペシャル 15巻 | |
ビブロスコミック文庫 19巻 | |
KING LEGEND 29巻 |
設定年代と主な舞台
主な登場人物
超能力
ギミック
あらすじ
とある惑星では、ならず者の領主トラヴィス侯爵によって破滅的な恐怖政治が敷かれていた。
突然現れ、たったひとりで領主を倒したエスパーの少年リュカーンは、政府に傭われていたオーリィ大佐の軍を味方につけ反帝国組織「黄金の牙」を立ち上げる。
突然現れ、たったひとりで領主を倒したエスパーの少年リュカーンは、政府に傭われていたオーリィ大佐の軍を味方につけ反帝国組織「黄金の牙」を立ち上げる。
リュカーンはブラックホールの至近に隠された小型ステーションで生まれ、反帝国の使命をプログラムされたクローンであった。ステーションを処分しようとするリュカーンにロックが接触する。
打倒帝国の使命を語るリュカーンを、それでは「第二の『帝国』」と違いがない、と否定するロック。あくまで背後関係を追及するロックに失望したリュカーンは戦いを始める。
しかし間もなく、リュカーンの攻撃を「ラフノールの鏡」で防御しようとしたロックはブラックホールの歪みに捕らわれ、「鏡」ごと宇宙の物理法則の外へと吸い出されてしまう。
打倒帝国の使命を語るリュカーンを、それでは「第二の『帝国』」と違いがない、と否定するロック。あくまで背後関係を追及するロックに失望したリュカーンは戦いを始める。
しかし間もなく、リュカーンの攻撃を「ラフノールの鏡」で防御しようとしたロックはブラックホールの歪みに捕らわれ、「鏡」ごと宇宙の物理法則の外へと吸い出されてしまう。
リュカーンの率いる黄金の牙は、帝国の惑星ファランを制圧し、平和で安定した生活を領民にもたらしていた。抵抗を続ける自由軌道要塞にリュカーンは単身で乗り込む。
要塞の主であるブラコフ准将に対し、努めて穏やかに降伏を勧めるリュカーンだったが、准将は要塞と1200人の兵士ごと自爆してしまう。
テレポートで脱出したリュカーンの脳裏には、ロックの「同じことのくりかえし」という言葉がよぎっていた。彼は与えられた使命にかすかな疑問を持ち始める。
要塞の主であるブラコフ准将に対し、努めて穏やかに降伏を勧めるリュカーンだったが、准将は要塞と1200人の兵士ごと自爆してしまう。
テレポートで脱出したリュカーンの脳裏には、ロックの「同じことのくりかえし」という言葉がよぎっていた。彼は与えられた使命にかすかな疑問を持ち始める。
複数のエスパーを仲間にした黄金の牙の艦隊は勢力を広げ、惑星スタルカの近傍で帝国と戦闘を始めるが、対エスパー兵器である生体脳宇宙船「ウーノット」が投入され大きな被害を受ける。
迎撃のためウーノット内部に侵入したリュカーンは、巨大な培養脳から放たれた強烈な殺意とESPによってあっけなく殺害されてしまう。
通常空間に戻ってきたロックが戦場へと辿り着いた頃には艦隊は全滅し、リュカーンも脳の断片が漂うのみとなっていた。
テレパシーで彼の無念に触れたロックは、その最期に呼び起こされた記憶から、生みの親らしき「書を守る者」、そして次のクローン・プログラム「赤い太陽のサーペント」という2つの手がかりを得る。
迎撃のためウーノット内部に侵入したリュカーンは、巨大な培養脳から放たれた強烈な殺意とESPによってあっけなく殺害されてしまう。
通常空間に戻ってきたロックが戦場へと辿り着いた頃には艦隊は全滅し、リュカーンも脳の断片が漂うのみとなっていた。
テレパシーで彼の無念に触れたロックは、その最期に呼び起こされた記憶から、生みの親らしき「書を守る者」、そして次のクローン・プログラム「赤い太陽のサーペント」という2つの手がかりを得る。