初出 | 少年KING 1986年12-18号 |
単行本 | ヒットコミックス 31巻 |
スコラコミックスペシャル 16巻 | |
ビブロスコミック文庫 20巻 | |
KING LEGEND 31巻 |
設定年代と主な舞台
主な登場人物
超能力
ギミック
あらすじ
「書を守る者」の手がかりを探すロックとクーガー。焦るクーガーにロックは、かつて手に入れた白紙の「オーリック家の書」を見せる。そこにはクーガーのようなクローンにしか見えない暗号で過去の銀河皇帝カル・ダームII世とIII世、2代に渡っての手記が刻まれていた。
手記によれば、彼ら皇帝は銀河コンピュータに強く依存する帝国の治世に疑いを持ち、やがて密かに抵抗を始めていたという。カル・ダームII世が地球に建てた研究所「大地の歌(SOE)」は反帝国組織SOEの母体となり、そしてカル・ダームIII世は惑星ファーゴの銀河コンピューターを破壊し、建設中の第2銀河コンピューターをその代わりにする計画を同志のウーノット大佐に伝えようとしていた。
手記によれば、彼ら皇帝は銀河コンピュータに強く依存する帝国の治世に疑いを持ち、やがて密かに抵抗を始めていたという。カル・ダームII世が地球に建てた研究所「大地の歌(SOE)」は反帝国組織SOEの母体となり、そしてカル・ダームIII世は惑星ファーゴの銀河コンピューターを破壊し、建設中の第2銀河コンピューターをその代わりにする計画を同志のウーノット大佐に伝えようとしていた。
ロックとクーガーは、惑星ドラムに銀河コンピューターのコピーが建造されているとの噂を聞きつける。しかし調査に向かう道中で帝国に発見され、発狂したエスパーの脳を載せた対エスパー兵器の無人船「Eバスター」の攻撃からクーガーをかばい、ロックが大ダメージを受けてしまう。クーガーは動けないロックを連れてドラム近辺の惑星ラスカンボーレンに逃げ込む。
10日後にラスカンボーレンで目覚めたロックは、惑星上の帝国軍施設にクーガーと侵入し、「ドラム」計画に関するデータを奪う。
建造計画には何度も修正の跡があったうえ、帝国のネットワークに偽データを送る回路が組み込まれていた。責任者の帝国摂政バーノール公の名前に、「帝国には摂政など居ないはず」と不審に思った二人は、書を守る者との関係を予感する。
10日後にラスカンボーレンで目覚めたロックは、惑星上の帝国軍施設にクーガーと侵入し、「ドラム」計画に関するデータを奪う。
建造計画には何度も修正の跡があったうえ、帝国のネットワークに偽データを送る回路が組み込まれていた。責任者の帝国摂政バーノール公の名前に、「帝国には摂政など居ないはず」と不審に思った二人は、書を守る者との関係を予感する。
ラスカンボーレンを脱出したロック達の前に、Eバスターを伴って帝国摂政「バーノール」と帝国将軍「ルパート」が現れる。書を守る者の手になる同型のクローンである彼らは、融合することで寿命と超能力を8倍に高め(通常クローンの寿命は30年程度)、帝国内部に入り込み100年以上に渡って「ドラム」計画を監督してきたという。
ロックはEバスターの培養脳の素材がウーノット大佐であることに気付き、テレパシーで彼の苦痛と狂気を取り除いて無力化に成功する。
残ったバーノールとルパートはロックを倒しにかかるが、8倍あるはずの超能力はロックを全く捉えられないまま、彼らの身体は自壊してしまう。
バーノール・ルパートの使命は終わったとして、「書を守る者」の正体、カル・ダームIII世の幻影が姿を現す。幻影がロック達に向けて「銀河コンピューターから『書(銀河の文明)』を守る」と宣言すると同時に、「ドラム」の第2銀河コンピューターが起動する。
ロックはEバスターの培養脳の素材がウーノット大佐であることに気付き、テレパシーで彼の苦痛と狂気を取り除いて無力化に成功する。
残ったバーノールとルパートはロックを倒しにかかるが、8倍あるはずの超能力はロックを全く捉えられないまま、彼らの身体は自壊してしまう。
バーノール・ルパートの使命は終わったとして、「書を守る者」の正体、カル・ダームIII世の幻影が姿を現す。幻影がロック達に向けて「銀河コンピューターから『書(銀河の文明)』を守る」と宣言すると同時に、「ドラム」の第2銀河コンピューターが起動する。