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数値の表示」(2017/04/14 (金) 15:26:42) の最新版変更点

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*数値の表示 みなさんこんにちは、前回のページでは画面に文字を表示させました。 今回はコンピュータに計算をさせたいと思います。 本来コンピュータは超高性能な計算機なので、ここからが本領発揮です。 しかし、コンピュータの内部でどんなにすごい計算が行われていても、 それを人間が確認できなくては意味がありません。 なので今回は数値の計算と表示について説明します。 **数値の表示 前回のページでも説明した printf(""); ですが、文字以外に数字を表示できます。 数字を表示するには二通りの方法があります。 プログラムで確認してみましょう。   では前回同様VisualStudioを起動してプログラムを書ける状態にしてください。 必ず書く”おまじない”を書いてください。 ※今回からプログラムの例では”おまじない”部分は省略します。 おまじないが書けたら次のプログラム書いて実行してみましょう。 printf("1\n"); //文字としての1を表示 printf("%d\n",1); //数値としての1を表示 実行してみると1が二つ表示されました。 上の行は単純に1を表示しているだけです。 下の行は数値としての1を表示しています。  **計算した数値の表示 この二つにどのような違いがあるのか確認するため、つぎのプログラムを実行してください。 前のプログラムは消さずに「コメントアウト」しておくことをおすすめします。 printf("1+1\n"); //文字としての1+1を表示 printf("%d\n",1+1); //数値としての1+1を表示 実行結果に違いがでました。 上の行ではそのまま 1+1 が表示されています。 下の行は 2 が表示されています。 これはコンピュータが 1+1 を計算して、それを表示しているのです。 このように %d を使い、 " " の後ろに , を入れることで数値を表示できます。 また、%d は一つの printf の中でいくつでも使うことができます。 printf("%d%d%d%d%d%d\n",1,2,3,4,5,6); //数字を6つ表示 さらにほかの文字と組み合わせて使うこともできます。 printf("1+1は%dです。\n",1+1); しかし、 %d では小数点を含む実数を表示できません。 **小数点のある数字 そこで、 %f を使います。 printf("%f\n",5.3); //実数を表示 これで正しく 5.3 を表示できました。 しかし、 5.300000 のように表示されて見ずらいです。 見やすいように小数点第2位まで表示させるようにします。 printf("%.2f\n",5.3); //小数点第2位まで表示 % と f の間に . と数値を入れることで、そこより後ろの桁を四捨五入して表示します。 **文字列の表示 次に、 %c について説明します。次のプログラムを実行してください。 printf("%c\n",'A'); A が表示されます。 %c を使うと文字を1文字表示することができます。 日本語(全角文字)を入れることはできません。 , の後に ' ' で挟んだ一文字を %c と置き換えて表示します。 printf  は文字を表示するためのものなのに、なぜこんなものが必要なのかは先に進んでから説明します。 今は使い方だけ覚えてください。 **練習問題 次のようなプログラムを書いてください。 第1問  自分の誕生日を表示する。  ※%dを使うこと 第2問  1から10まですべてを足す式とその答えを表示する。 第3問  円周率を小数点第5位までで四捨五入して表示する。  ※円周率:3.14159265359 #include(highlight)
*数値の表示 みなさんこんにちは、前回のページでは画面に文字を表示させました。 今回はコンピュータに計算をさせたいと思います。 本来コンピュータは超高性能な計算機なので、ここからが本領発揮です。 しかし、コンピュータの内部でどんなにすごい計算が行われていても、 それを人間が確認できなくては意味がありません。 なので今回は数値の計算と表示について説明します。 **数値の表示 前回のページでも説明した printf(""); ですが、文字以外に数字を表示できます。 数字を表示するには二通りの方法があります。 プログラムで確認してみましょう。   では前回同様VisualStudioを起動してプログラムを書ける状態にしてください。 必ず書く”おまじない”を書いてください。 ※今回からプログラムの例では”おまじない”部分は省略します。 おまじないが書けたら次のプログラム書いて実行してみましょう。 printf("1\n"); //文字としての1を表示 printf("%d\n",1); //数値としての1を表示 実行してみると1が二つ表示されました。 上の行は単純に1を表示しているだけです。 下の行は数値としての1を表示しています。  **計算した数値の表示 この二つにどのような違いがあるのか確認するため、つぎのプログラムを実行してください。 前のプログラムは消さずに「コメントアウト」しておくことをおすすめします。 printf("1+1\n"); //文字としての1+1を表示 printf("%d\n",1+1); //数値としての1+1を表示 実行結果に違いがでました。 上の行ではそのまま 1+1 が表示されています。 下の行は 2 が表示されています。 これはコンピュータが 1+1 を計算して、それを表示しているのです。 このように %d を使い、 " " の後ろに , を入れることで数値を表示できます。 また、%d は一つの printf の中でいくつでも使うことができます。 printf("%d%d%d%d%d%d\n",1,2,3,4,5,6); //数字を6つ表示 さらにほかの文字と組み合わせて使うこともできます。 printf("1+1は%dです。\n",1+1); しかし、 %d では小数点を含む実数を表示できません。 **小数点のある数字 そこで、 %f を使います。 printf("%f\n",5.3); //実数を表示 これで正しく 5.3 を表示できました。 しかし、 5.300000 のように表示されて見ずらいです。 見やすいように小数点第2位まで表示させるようにします。 printf("%.2f\n",5.3); //小数点第2位まで表示 % と f の間に . と数値を入れることで、そこより後ろの桁を四捨五入して表示します。 **文字列の表示 次に、 %c について説明します。次のプログラムを実行してください。 printf("%c\n",'A'); A が表示されます。 %c を使うと文字を1文字表示することができます。 日本語(全角文字)を入れることはできません。 , の後に ' ' で挟んだ一文字を %c と置き換えて表示します。 printf  は文字を表示するためのものなのに、なぜこんなものが必要なのかは先に進んでから説明します。 今は使い方だけ覚えてください。 **練習問題 次のようなプログラムを書いてください。 第1問  自分の誕生日を表示する。  ※%dを使うこと 第2問  12に5を足す式とその答えを表示する。 第3問  円周率を小数点第5位までで四捨五入して表示する。  ※円周率:3.14159265359 #include(highlight)

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