初出 | 少年KING 1984年19号-23号 |
単行本 | ヒットコミックス 23巻 |
スコラコミックスペシャル 12巻 | |
ビブロスコミック文庫 15巻,16巻 | |
KING LEGEND 23巻 |
設定年代と主な舞台
主な登場人物
超能力
ギミック
あらすじ
惑星ルハラの下層街で占い師を営むエスパー、マダム・リーザとその助手モールは、家出少女ミオナを村へと送り届ける中で帝国軍の不自然な全面撤退の動きを察知する。
帝国軍と入れ替わりに現れた黒い無人船「ジェノサイド1」は無数のN弾(中性子爆弾)を発射する。咄嗟のテレポートで爆弾に取りつき次々と信管を壊してゆくマダムだが、全てを阻止することはできず、ルハラの大部分に死の放射線が吹き荒れる。
帝国軍と入れ替わりに現れた黒い無人船「ジェノサイド1」は無数のN弾(中性子爆弾)を発射する。咄嗟のテレポートで爆弾に取りつき次々と信管を壊してゆくマダムだが、全てを阻止することはできず、ルハラの大部分に死の放射線が吹き荒れる。
1週間後、爆発に巻き込まれ惑星の周りを漂流していたところを反帝国組織SOEに救われたマダムは、被害を免れたモールのもとへ戻る。ふたりは「浄化」によってすべての命が失われた都市を訪れ、帝国への怒りを燃やす。帝国領で起こり始めた大虐殺を阻止するには、エスパーの力が必要だった。
一方でミオナは、家出をしてまで会おうとしていた恋人ロウイがN弾の被曝で別人のように発狂し、希望を失っていた。しかしミオナの支えとなりつつあったモールは、正体を明かしたロックと共にルハラを出て、帝国と戦おうとする。
ルハラを出た船の内で、ロックは訓練と称してモールを昏倒させ、ある重要な任務を委ねてルハラへと置き去りにするのだった。
一方でミオナは、家出をしてまで会おうとしていた恋人ロウイがN弾の被曝で別人のように発狂し、希望を失っていた。しかしミオナの支えとなりつつあったモールは、正体を明かしたロックと共にルハラを出て、帝国と戦おうとする。
ルハラを出た船の内で、ロックは訓練と称してモールを昏倒させ、ある重要な任務を委ねてルハラへと置き去りにするのだった。
他方、惑星ホバースのノーマン(レナード)・フリーマン教授は、王立大学で教鞭を取りながらも密かに反帝国活動に手を貸していた。「帝国とそのコンピューターによる長い停滞は、人類から宇宙に広がろうとする翼を奪った」というのが彼の信条であった。
SOEによって家族と共に身柄を保護された彼には、自分でも気づかぬうちに父リート・フリーマンから受け継いだ、電子回路網を操る特殊なESPがあった。
「ジェノサイド」の標的となった惑星ドライア上空にフリーマンを連れ出すロック。彼のESPで無人船に偽の指令を送り込む作戦は成功し、ドライアはルハラに続き、生きたまま帝国の関心から外れた2つめの惑星となる。
SOEによって家族と共に身柄を保護された彼には、自分でも気づかぬうちに父リート・フリーマンから受け継いだ、電子回路網を操る特殊なESPがあった。
「ジェノサイド」の標的となった惑星ドライア上空にフリーマンを連れ出すロック。彼のESPで無人船に偽の指令を送り込む作戦は成功し、ドライアはルハラに続き、生きたまま帝国の関心から外れた2つめの惑星となる。
惑星ルハラで生体脳宇宙船マウスの帰還を待つモール。同じ星で、コンピューターの支配から人類皆が解放される未来を予感するフリーマン。各々が遠い未来の出来事に思いを馳せていた。