C++スコーラ

標準入出力

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iostream

標準入出力を行う際
Cでは<stdio.h>を使用
C++では<iostream>を使用
(※今まで通りCのライブラリも使用可能。)

以下のコードを書いて、Hello Worldと標準出力を行うプログラムを作成してみます。

#include < iostream >

int main() {
	std::cout << "Hello World";
	return 0;
}
一行目で<iostream>ライブラリをincludeします。
C++のライブラリは、末尾に「.h」をつけません。
これでCとC++のライブラリを区別しています。

cout

std::cout が標準出力の命令です。
std::cout << "文字列"; や std::cout << 3+3;
とすることで、文字列や数値の計算結果を表示できます。
「<<」 は、出力演算子と呼び、文字列や、数式をcoutに送るという役割を果たします。
std::cout << 3+3 << "文字列" << a+b << 3+1.1;
とすれば、文字列を連結することも可能。
std::cout << "文字列" << std::endl
末尾にstd::endlを付け加えると改行します。
今まで通り\nでも改行可能ですが、std::endlを使用した場合、改行に加えてバッファをフラッシュします。
改行なしでフラッシュしたい場合は、std::flushを使用します。

※バッファとは
 出力側と受け取り側の間でデータを一時的に保存しておく領域
  ・互いに好きなタイミングで処理できる
  ・ファイルに何度も直接アクセスせず、まとめてデータを送信できる→処理速度向上

cin

cin は標準入力の命令です。
下のコードを書いてみよう。
#include < iostream >

int main() {
	char str[64];
	std::cout << "文字を入力してね。" << std::endl;
	std::cin >> str;
	std::cout << "あなたの入力した文字は "<< str <<" です!"<< std::endl;
	return 0;
}
std::cin >> str; が標準入力の部分です。
「>>」は入力演算子と呼び、ユーザの入力した情報を指定した変数に格納します。
scanfの時は「&変数名」でしたが、cin ではアドレスではなく変数名になってます。
間違えないように
※cout、cinの便利な点 → %dや%sといった型の意識が不要**問題
では問題行ってみよう。
問1
ユーザにint型の整数を2つ入力してもらい、式と計算結果を表示するプログラムを作成せよ。
例:
数字を2つ入力してください。
3
4
3+4=7



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